「別れて!」妹の決意と嘘を重ねる最低男
「神田さん、妹がお世話になっています。……『2年ぶりの彼女』なんですってね?」
私が突き放すように言うと、彼は何か言おうとしますが、言葉になりません。香澄が凛とした声で続けました。
「全部聞いたよ。奥さんがいることも、お子さんがまだ小さいことも。私を独身だと言って騙して、お姉ちゃんの親友を裏切って……。あなた、人間として最低だよ」
「か、香澄、違うんだ!里奈とはもう冷え切っていて、離婚の話も出てて……!」
「嘘つかないで。里奈からは、あなたがよく家事をしてくれるって、感謝の言葉しか聞いてない。離婚の話なんて一度も出てないでしょ?」
私が一喝すると、神田さんはついにうなだれました。
「別れてください。今すぐ。二度と私の前に現れないで」
香澄の断固とした拒絶に、彼は成す術もなく、ただ震えていました。
あとがき:崩壊した「理想の夫」の虚像
ついに直接対決!神田の「離婚の話が出ている」というテンプレートのような嘘を、即座に論破する咲良の姿にはスカッとした方も多いのではないでしょうか。
あんなに素敵に見えていた男性が、追い詰められて土気色になり、震える姿。女を舐めていた報いを受ける瞬間は、まさに自業自得です。香澄が自分の言葉でしっかりと拒絶できたことに、彼女の成長と強さを感じた一幕でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

