アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。
この日は猛暑でしたが、母・あーちゃんはいまだに部屋のクーラーをつけないどころか「暑くないわよ」と言います。感覚が鈍くなっているようですが、ワフウフさんはさすがに熱中症が心配なので「室温が28℃になったらクーラーをつける」と約束をしました。あーちゃんは「わかったわ!」と言ってメモを書き、そのメモを部屋に貼ってからお散歩へ。しばらくしてお散歩から戻りますが、やはりクーラーをつける気配がなく……。ワフウフさんが「室温が何度になったらクーラーをつけるの?」と聞いても答えられず、メモを書けば大丈夫だと言う始末。ワフウフさんがすでにメモを書いたことを伝えると、またもや「……」と無言に。「クーラーをつける」というのが定着しそうにないので、ワフウフさんは心配しています。
検査をしない理由は、採算!?
外が暑すぎるため、あーちゃんのお散歩は施設の近くにある小規模なショッピングモールで済ませることが多くなっています。先日も、ワフウフさんがあーちゃんを連れ出してショッピングモールに行ったのですが、ちょうど特設会場でドーナツと和菓子の販売をしていて、もちろんあーちゃんはくぎ付け……。糖尿病の数値がよくなったら食べようと何度も説得しますが、なかなか動こうとしないあーちゃん。なんとか他のお店に入って気を紛らわしても、再度ドーナツが目に入るとあーちゃんは再びロックオン。仕方なく、早々にショッピングモールから退散するはめに……。

一時期悩まされていたパーキンソン症状がすっかり落ち着き、健脚になったあーちゃん。しかし、このところ急に足が止まってしまうことが増え、心配です。

お散歩中、興味があるものを見つけると吸い寄せられるように歩き出すのですが……。

何も目的を持たずに歩いているようなときは、ぼんやりして急に足を止めてしまいます。

なんというか「歩くのを忘れてしまった」という感じに見えます。


声をかければまた歩き出しますが、できないことが増えてきていて、あーちゃんの認知症が進行していることを痛感します……。

施設にはかかりつけの訪問医がいますが、その対応には正直納得がいきません。検査結果が出ると聞いていた日に看護師さんに確認すると、結果は出ていないと言われ……。

結局、検査自体をしていないことが判明。糖尿病の数値がどう推移しているのかを確認したいので、検査は毎月やってほしいのですが……。

こちらからすると「話が違う!」という感じです。

先日、姉・なーにゃんが看護師さんと話す機会があり、そこらへんを突っ込んでもらったのですが、やはり血液検査は毎月しないとのこと。

認知症の病院で検査をするのは構わないって言われても……。それって、こっちが決める話では……?

納得がいかず、なーにゃんも食い下がります。

すると、看護師さんは「採算が……」と、本音とも思える言葉をボソッとつぶやきました。採算!? それが理由で血液検査をしないなんて、普通のことなのでしょうか……? 私たちがクレーマーなだけ??
一時期出ていたパーキンソン症状がすっかり落ち着き、健脚になったあーちゃん。しかし、最近時々歩けなくなってしまうことがあり、気になっています。足には問題がなく、「歩くために足を動かすことを忘れてしまう」という感じ。止まった後に促せば歩き出しますが、またすぐに歩調がゆっくりになり、やがて再び足が止まってしまいます。できないことが着実に増えているのを目の当たりにして、あーちゃんの認知症が進行していることを実感してしまいます。
あーちゃんが暮らす施設には、かかりつけの訪問医がいますが、私たちに何も言わずに薬の量を減らしたり、血液検査を行わなかったりと、モヤモヤする対応が続いています。特に血液検査は、前回かなり数値が悪化して以降、状態が把握できなくなっているので、「次回は必ずお願いします」と看護師さんに伝えていたのですが……。
先日、ちょうど姉・なーにゃんが看護師さんと話す機会があり、血液検査についてがっつり突っ込んでもらったところ「あーちゃんのような後天性の患者さんは、3カ月〜半年の周期でしか血液検査をおこなわない」とのこと。その後、最新の検査結果を報告してくれたのはよかったのですが「認知症専門の病院で血液検査をしていただくのは構わない」と、涼しい顔で言ったのです。なーにゃんが毎月検査ができない理由を教えてほしいと食い下がると、看護師さんは「採算が……」と、ボソッとひと言。これって普通……? 正直、施設内での診療には不信感と不満でいっぱいです……。
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大切な家族を任せているので、気になることは施設にしっかり相談したほうがいいですね。100%満足できる施設に出会うことは難しいかもしれませんが、絶対に譲れないポイントをいくつか決めておき、そのポイントに対しての不信感や不満は早めに解消できるように動けるといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者/ワフウフ
昭和を引きずる夫、成人した息子娘を持つ50代主婦。実母のアルツハイマー型認知症発覚をきっかけに備忘録としてAmebaでブログを始める。2019年一般の部にてAmebaブログオブザイヤー受賞。
2023年4月、書籍「アルツフルデイズ 笑いと涙の認知症介護」発売。

