52歳で離婚、25年の主婦業は“無価値”? ハローワークで震えた私。家と同じくらい『守るべきだったもの』

52歳で離婚、25年の主婦業は“無価値”? ハローワークで震えた私。家と同じくらい『守るべきだったもの』

「始めるのに遅すぎることはない」「人生は何度でもやり直せる」……そう信じていても、いざ新しいステージに進むときには、どうしても不安になってしまうものですよね。今回は、筆者の知人のエピソードをご紹介します。

晴れやかな門出のはずが……

去年、私は52歳で離婚しました。
理由は性格の不一致と、夫の不倫です。

離婚が成立するまでは、傷ついたり絶望したり、心が折れそうな日もありました。
それでもすべてが終わった瞬間、「やっと自由になれる!」と胸が軽くなったのを覚えています。

思い返せば25年間、専業主婦としてずっと家庭を守ってきました。
家族を見守り、皆が安心して帰れる場所を作ってきた日々は何物にも代えがたい私の誇りであり、大切なプライドです。

しかし、意気込んで訪れたハローワークで、その25年の年月は“空白期間”として扱われたのです。

履歴書に書ける資格は、運転免許だけ。
社会から「で、あなたには何ができるの?」と問われている気がして、足が震えました。

現実の壁

もちろん、専業主婦が悪いわけではありません。
家事や育児で培った忍耐力や、誰かをサポートする力は、立派な社会的能力だと思っていますし、そこには膨大なスキルが詰まっています。

ただ、一歩外に出ると私は「妻」でも「母」でもなく、資格や免許などの分かりやすい形で自身のスキルを証明するのが難しい50代の女性。

面接で「パソコンは使えますか?」と聞かれ、言葉が出ませんでした。

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