管理栄養士と食生活アドバイザーの資格を持つライターのゆかりさんに、ほうれん草の食べ方によって体にどのような悪影響が及ぶのかと、1日に食べてもいい量の目安について紹介してもらいます。
抵抗力アップやアンチエイジングに!ほうれん草を食べる「メリット」
ほうれん草は西アジアから中央アジアが原産とされるヒユ科の植物で、緑色の葉から根元にかけてを食用とする野菜です。品種によって、葉先が丸みをおびていたりギザギザとした切れ込みが入っており、茎や根元に赤い色が見られるものもありますよ。そんなほうれん草には、おもに次のような栄養素が多く含まれています。
・ビタミンK
・葉酸
・ビタミンA(β-カロテン)
・ビタミンC
・ビタミンE
・カリウム
これらの栄養素には、骨を丈夫にする、動脈硬化を防ぐ、抵抗力を強化する、老化や日焼けを防ぐ、血行を促進する、血圧を下げるなどといった働きが期待できるのです。
このほか、ほうれん草には甘みのもととなるキシリトールも多く含まれています。シラカバの木やとうもろこしの芯を加工してつくられるキシリトールは、虫歯になりにくい甘味料としてガムなどに使われていることでも有名ですね。
一般的な砂糖は、口の中の細菌によって酸が生み出されて虫歯の原因となってしまいます。それに対し、キシリトールの場合は細菌が酸をつくることできず、その虫歯予防の効果は世界保健機関(WHO)や国連食糧農業機関(FAO)からもお墨つきです。
また、キシリトールは砂糖よりもカロリーが低く、血糖値の急激な上昇を起こしにくいという特徴も。
このように、ほうれん草を上手にとり入れることで体の健康増進だけでなく、口の中の健康維持にも役立つでしょう。

