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【歯科医師に聞く】何歳から始めるべき? 「小児矯正」のタイミングと判断基準

【歯科医師に聞く】何歳から始めるべき? 「小児矯正」のタイミングと判断基準

費用や期間はどのぐらい? 小児矯正で気になるそのほかのQ&A

費用や期間はどのぐらい? 小児矯正で気になるそのほかのQ&A

編集部

小児矯正は平均的にどのぐらいの期間がかかりますか?

長田先生

お子さんの歯並びの状態や成長のスピードによって個人差がありますが、1期治療(あごの成長を利用する治療)は、おおよそ1~3年が目安です。これは装置の種類や使用時間、あごの成長度合いによって前後します。1期治療で歯並びや噛み合わせが整えば経過観察に入ることもありますが、必要に応じて永久歯が生えそろった段階で2期治療(ブラケット矯正など)に進むケースもあります。

編集部

小児矯正にかかる費用の相場はどのぐらいですか?

長田先生

小児矯正は自由診療なので歯科医院によって費用に差はありますが、おおまかな目安は1期治療で30~50万円前後です。その後、永久歯が生えそろってから2期治療が必要になった場合は追加で費用がかかります。1期治療と2期治療をあわせると、総額で70~100万円程度になります。装置の種類や治療方針によって費用は異なるため、契約前に「どこまでが1期治療に含まれるのか」「追加費用が発生するタイミングはいつか」などをしっかり確認しておきましょう。

編集部

食事や歯みがきなど、日常生活において治療中に保護者が気をつけたいことはありますか?

長田先生

歯や装置に汚れがついたまま使用するとむし歯や歯肉炎の原因になります。とくに寝る前は、しっかり歯を磨いてから装置をつけるようにしてください。1日中つけているタイプの装置を使用する場合は、毎食後必ず歯を磨いて、口内を清潔に保つよう心がけましょう。

編集部

そのほかに、ご家庭でできるサポートがあれば教えてください。

長田先生

日頃の「声かけ」がとても重要だと思います。子どもの場合はどうしても装置をつけ忘れたり、外しっぱなしになったりすることが多くなりますので、その都度「今つけようね」「歯を磨いたら入れようね」といった声がけをしてあげてください。くわえて、「歯ブラシの横に装置のケースを置く」など工夫し、生活のなかで自然と習慣になるような環境を整えてあげるとよいでしょう。

編集部

最後に、読者へメッセージをお願いします。

長田先生

「乳歯はいずれ生えかわるから」と様子を見ている親御さんも多いと思いますが、乳歯の健康状態や歯並びは、次に生えてくる永久歯に大きく影響します。したがって、将来のよりよい歯並びのためにも、幼少期から歯科医院で定期的なチェックを受けながら、必要に応じて矯正も視野に入れていただければと思います。お子さんの歯並びで少しでも気になることや不安な点があれば、遠慮せずにかかりつけの歯科医院にご相談ください。

編集部まとめ

小児矯正(1期治療)は、成長の力を利用しながらあごの発育を正常に導く重要な治療であることがわかりました。このような治療を早期に始めることで、永久歯の歯並びが悪くなるのを防ぐほか、将来的に本格的な治療が必要になった場合でも抜歯せずに済む可能性が高まるようです。「乳歯だからまだ早い」とは思わず、少しでもお子さんの歯並びや噛み合わせが気になったら、まずは一度歯科医院に相談してみましょう。

配信元: Medical DOC

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