犬が疲れたと言っているサイン

1.眠そう
大抵の犬は、疲れると眠そうな様子を示します。うつらうつらと目を閉じたり、その場に寝そべったり、中には本当にそのまま眠ってしまう犬もいます。消耗した体力を回復する、最も効果的な方法が寝ることです。そのため、疲れると睡魔が襲ってくるのです。
犬は、楽しいことが大好きです。また、飼い主さんと一緒に過ごす時間や、飼い主さんが喜んでくれる時間がとても好きです。そのため、つい遊びすぎてしまい、体力の限界を迎えてしまうことも。こういった反応は、小さなお子さんとよく似ていますね。
2.動きが緩慢になり最後は動きたがらなくなる
同じく体力の限界でよく現れるサインが、「動きが緩慢になる」というものです。例えば散歩の途中から歩く速度がだんだん遅くなり、そのうち歩くのを嫌がるようになり、座り込んでテコでも歩かなくなってしまうといったように、段階を踏んでいくことが多いです。
小型犬であれば、飼い主さんが抱き抱えて家に連れ帰ることもできますが、大型犬だとそういうわけにもいきません。愛犬の疲れを早めに察知し、まだ自力で歩ける内に帰宅するようにしましょう。
3.あくびを頻繁にする
あくびは、眠いときだけではなく、ストレスを感じているときにもよく出ます。体は疲れたけれども、飼い主さんと一緒にもっと楽しく遊びたいといった葛藤が、ストレスとなっているのかもしれません。
また、激しい運動や遊びで交感神経が優位となると、副交感神経を優位にしてリラックス状態に切り替えようとしてあくびが出ることもあります。あくびで酸素を取り込みやすくし、脳や体を落ち着かせるための生理的反応だと考えられています。
4.精気のない顔つきになる
人と一緒に長く暮らしている犬は、表情や仕草が人と似てきます。そのため、飼い主さんが疲れた時に見せる表情とよく似た、俯き加減で精気のない暗い表情になることがあります。他にも、しっぽや耳が下がり気味になるなど、全身で疲れの兆候を見せるでしょう。
表情や姿勢だけなので、他の兆候と比べるとわかりづらいかもしれませんが、これらの兆候に気付いたら、休憩を挟むなどの対策をとりましょう。
5.呼吸が苦しそう(パンティング)
激しい運動をした後は、口を開けて舌を出し、荒い息づかい(パンティング)になることが多いです。パンティングには、激しい運動により上がった体温を下げたり、激しい運動で疲れた全身への酸素の供給を促したりする効果があります。パンティングを始めたら、風通しの良い涼しい場所で休ませるようにしましょう。
犬の疲労が溜まる原因

体力の使いすぎ
疲労が溜まる主な原因の一つは、体力の使いすぎです。普段忙しくてなかなか一緒に遊べない飼い主さんと、長期休暇に泊まりがけで山や川などに遊びに行ったり、ドッグランなどで自由に走り回ったりした場合、楽しすぎて体力の限界まで遊んでしまうことがあります。
どんなに楽しそうにしていても、間に休憩を挟み、体力を使い切らせないように、飼い主さんが上手にコントロールしてあげましょう。
極度の緊張
特に運動したわけではなくても、精神的に緊張状態が続いた場合も、疲れが溜まってしまいます。例えば、初めての場所へのお出かけや、初めて会う人たちとの長時間にわたる交流、初めて教わるトリックの長時間にわたるトレーニングなどです。
この場合も、必要以上に長時間に及ばないよう、短時間で切り上げる、適宜休憩を挟むなどの対策を考えましょう。

