“世界に1着の振袖”で成人式に参加した女性が、Threadsで注目を集めています。こだわりを感じるデザインや美しい着こなしには「ええぇ、すっごい!」「見ているだけでワクワクしてくる楽しい振袖」と反響が寄せられ、記事執筆時点で27万回以上の表示数と1万1000件を超えるいいねが集まりました。
投稿者は、ハンドメイド作家の「593.(ごくみ)」(@593artwork)さん。現在はニュージーランドでワーキングホリデー中で、週末にマーケットで絵やハンドメイドの小物を売ったり、似顔絵を描いたりする生活を送っているといいます。話題の振袖の写真は、現地での生活を伝えるThreadsアカウント「ワーホリうさぎのやんや」(@enikki_gkm)に投稿したものです。
投稿では「成人式の投稿が沢山あるなあと思ったので、私の成人式の写真を載せます」と、12年前に撮影した成人式での思い出写真を公開。目を引く鮮やかな色使いと個性的なデザインの振袖を、驚くことに「振袖を自分でデザインして、染めました」と手作りしたものだと明かしました。振袖を、自作だと……!?
デザインの詳細については「金魚が大好きなので大きな金魚を3匹描き、衽返しは小学校~高1までやっていたサッカーをモチーフに使っていたボールを描きました」と説明。深い青を基調とした振袖には、カラフルなうろこを持つ大きな金魚が3匹、悠々と泳いでいます。千鳥柄など日本の伝統の模様も織り交ぜつつ、アクセントに小さな星をたくさん散りばめるなど、華やかで遊び心を感じる一着です。
ヘアアレンジは、振袖に良く似合うリボン風のアップスタイルに。毛束の一部を振袖と同じ青い色にしたり、振袖に合わせてプリザーブドフラワーで自作したという印象的なバラの髪飾りを刺したりと、トータルコーディネートした着こなしがすてきです。
親戚に京都の伝統工芸品「京友禅」の職人がいるという593.さんは、15歳のころに「自分で振袖をデザインしてみる?」と言われ「やってみたい!」と思ったそうです。それから月日が流れ、19歳の春ごろ、成人式の約9カ月前から本当に振袖を制作することになりました。職人である親戚には、制作時にデザインや絵付の指導などの手伝いをしてもらいました。
制作当時は芸大で舞台美術を学んでいたといい、大学の課題に追われながら懸命に作業を進行。時には徹夜で振袖の絵付けをしていたときもあったそうです。
唯一無二のデザインはまず「大好きな金魚とカラフルな世界観を入れよう!」と方向性を決め、目の中に星を入れたり、うろこにグラデーションをつけたり、細かな遊び心を散りばめながら制作を進めました。
593.さんは昔から絵を描いており、中でも「金魚」は漆工芸を学んでいた高校時代からハンドメイド作家となった現在まで繰り返し描いている大切なモチーフとのこと。正面に来る大きな金魚の顔には593.と自身の名前を入れているそうです。「瞳の透明感、鱗の重なりの美しさ、尾びれ背びれの揺れの儚さに魅了され、そこから金魚が大好きになりました」と、振袖の主役になった金魚の魅力も語ってくれました。
世界に1つの振袖を見たユーザーからは、「自分で染めて作ったの!?」「マジか自作すごいな」「目が釘付けになりました。自由で、夢があって、可愛くてかっこよくて、素敵がたくさん詰まってる」「可愛いしすごい似合ってます」「すごい、才能だよ!」「自分でデザインして染めたなんてすごすぎる!」「最高の1枚だと思います」と驚きや称賛の声が多数寄せられています。
現在は「空とぶ金魚と布小物を作る人」として、“月の向こう側では金魚が自由に空を飛んでいる”という世界観のもと、すてきな作品を生み出し続けている593.さん。活躍の様子はInstagram(@593artwork)で、ワーキングホリデー中の日常はThreadsだけでなくInstagramアカウント(@Enikki_gkm)でも公開中です。
画像提供:ワーホリうさぎのやんや/593.さん

