
俳優の浜辺美波が、1月24日に東京・コングレスクエア日本橋で開催されたイベント「『プレミアム豊臣トーク』in東京・日本橋」に出席。豊臣秀吉の正妻となる寧々役で出演している、放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)にまつわるトークを展開した。
■初の“大河”で表情豊かな寧々役「監督からは『もっとやって』って(笑)」
大河ドラマ第65作となる「豊臣兄弟!」の主人公は、豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた“豊臣兄弟”の奇跡を、天下一の補佐役として語られた秀長の目線でダイナミックに描く、波乱万丈のエンターテインメント作品だ。
既に第3話まで放送されているが、周囲の反響を聞かれた浜辺は「現場で“『豊臣兄弟!』面白いね”って言ってくださるんですよ。作品が面白い、ストーリーが面白いって本当にうれしいことなので、ありがたいなと思って」と喜び、「面白いと言っていただいた言葉を太賀さんと池松さんにお伝えしないといけないなと思いながらお礼を伝えています」と笑顔を見せた。
また、初の大河ドラマの現場の印象を「もっと大河ドラマって撮影の空気感が重いのかな、神妙な感じで撮影が進んでいくんじゃないかなと思っていたんですけど、『豊臣兄弟!』だからなのか、すごく温かくて笑いがあふれていて、活気がある現場なのがとても意外でした」と明かし、長期間の撮影ということで「久しぶりに撮影に来られる方もいますし、私も久しぶりに行ったりするとちょっと緊張はするんですけど、緊張する間もなくほぐしてくださるのですごく助かっています」と“座長”の仲野や池松を中心とした、キャスト陣の温かさを伝えた。
監督の助言もあって大河ドラマだから、時代劇だから、寧々役だからと意識し過ぎないように役作りをしてきたという浜辺だが、既に放送された回では表情豊かな寧々の姿が印象的。浜辺は「監督から『もっとやって!』って言っていただいて(笑)。『もっとかわいく』とか『もっとすねて』とか『ここは表情で楽しませるような感じがほしいから』と。それを全力で参考にしています」と、表情豊かなところは意識的に演じているという。
その上で、自身と重ね「そこまですねたり怒ったりはしないと思いますけど、普段から表情は豊かなほうなんじゃないかなと思っています。感情が表に出やすいし、たぶんうるさいぐらい表情筋を使っているほうなので、寧々の役にも生きているんじゃないかなと思います」と共通点を分析した。
■“豊臣兄弟”の最強だなと思うポイントは「作戦会議のシーン」
そんな中、木下藤吉郎(秀吉=池松)と弟・小一郎(秀長=仲野)は農民から侍になり、さらに出世を目指していくというところから、「豊臣兄弟あるいは演じる池松・仲野の最強だなと思うポイントは?」という質問が。
これに浜辺は「劇中ですと、せりふ量がとんでもないなと思うんですけど、すごく分かりやすく明瞭にお二人が作戦会議をしている姿は、見ているだけでワクワクするんですよね。この兄弟はこうやって作戦を立てて、これから先もっともっと成り上がっていくんだ、という気持ちにさせてくれるのが最強だなと思います」と明かす。
続けて「勢いがあってパワーを持っている藤吉郎さんと、どうするか冷静に考えてそこまでの道筋を立てる小一郎さんという役割分担が素晴らしいなと。兄弟ならではの息の合った作戦会議のシーンが大好きです」と付け加えた。
ただ、そんな作戦会議のシーンは仲野と池松のせりふ量が膨大になるということもあって「せりふがすごく多いので、1日に撮る量もとんでもないんですよね。結構撮影では苦戦されているときもあって」と話し、「そのときの雰囲気もまた最強なんですよ。かむことが続いちゃっても『次かんだらお昼ご飯なしだよ』とか(笑)。かわいらしいツッコミとか、助け舟を出してあげていて。太賀さんもすごく真摯(しんし)に役に向き合っていて、雰囲気がとにかく良くて最強だなって思います」と、NGが出てしまってもいい雰囲気のまま撮影が続いていることを力説した。
同イベントは滋賀・長浜でも同時に行われており、長浜会場には石川数正役の迫田孝也がゲストMCとして登壇。実はこれが初対面だという浜辺と迫田が、生中継のカメラ越しにクロストークを行う場面もあった。
◆取材・文=月島勝利(STABLENT)

