脳トレ四択クイズ | Merkystyle
「中皮腫」の初期症状はご存知ですか?原因や検査・治療法も医師が徹底解説!

「中皮腫」の初期症状はご存知ですか?原因や検査・治療法も医師が徹底解説!

中皮腫 (ちゅうひしゅ)とは?Medical DOC監修医が中皮腫の症状・初期症状・原因・検査法・治療法などを解説します。気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。

羽田 裕司

監修医師:
羽田 裕司(医師)

(名古屋市立大学医学部附属西部医療センター呼吸器外科部長/教授(診療担当))

名古屋市立大学医学部卒業。聖隷三方原病院呼吸器センター外科医長、名古屋市立大学呼吸器外科講師などを歴任し、2019年より現職。肺がんを始めとした呼吸器疾患に対する外科治療だけでなく、肺がんの術前術後の抗がん剤治療など全身化学療法も行う。医学博士。外科学会指導医/専門医、呼吸器外科学会専門医、呼吸器内視鏡学会指導医/専門医、呼吸器学会専門医。

「中皮腫 (ちゅうひしゅ)」とは?

中皮腫は、漿膜(しょうまく)の表面にある「中皮細胞」ががん化したものです。漿膜は、臓器の表面を覆い、胸壁・腹壁といった体壁を裏打ちしています。
中皮腫は、胸膜にできるものが8割強で、腹膜には1割程度、残りは、心膜などにできるまれなものとなります。
中皮腫の大きな原因として、アスベスト(石綿)にさらされたこと(曝露(ばくろ))との関連が指摘されています 。しかし、アスベストの暴露歴がなく、原因不明のこともあります。
今回の記事では、胸膜中皮腫 の症状や原因について詳しく解説します。

胸膜中皮腫の症状

中皮腫(胸膜中皮腫)の場合、早期の段階では無症状のことも多いです。そして、健診などの胸部レントゲン検査を行った際、胸水が溜まっていることが指摘されて病気が判明するケースもあります。
胸水が大量に溜まってくると、徐々に症状がみられるようになります。

胸部圧迫感

胸膜中皮腫では、胸水がたまってきます。この胸水が大量に貯留すると、肺を圧迫して胸の圧迫感や苦しさを感じるようになります。
胸の圧迫感は中皮腫以外にも心疾患などの鑑別も必要になる場合があります。症状が続くようであれば、一般内科や呼吸器内科、循環器内科を受診するようにしましょう。

動いた時の息苦しさ

胸水の増加によって、動いた時の息苦しさが現れることもあります。これは医学的には労作時(ろうさじ)呼吸困難と呼ばれます。胸部圧迫感と同様に、症状が長引くあるいは悪化する場合には、呼吸器内科や循環器内科を受診しましょう。

胸水が増えることで、胸膜が刺激され、咳が出るようになることがあります。
咳は風邪などの感染症でも起こることがありますが、長引くようであれば一度内科受診をおすすめします。

配信元: Medical DOC

提供元

プロフィール画像

Medical DOC

Medical DOC(メディカルドキュメント)は800名以上の監修ドクターと作った医療情報サイトです。 カラダの悩みは人それぞれ。その人にあった病院やクリニック・ドクター・医療情報を見つけることは、簡単ではありません。 Medical DOCはカラダの悩みを抱える方へ「信頼できる」「わかりやすい」情報をお届け致します。