裏の顔を持った最低男を成敗
その後、里奈から届くLINEには「パパは前よりずっと育児に積極的になってね…」といううれしそうな言葉が並んでいます。 それが神田さんの「贖罪」なのか「恐怖」によるものなのかは分かりませんが、里奈が幸せなら、今はそれでいいと思っています。
香澄はその後、仕事を辞めて別の会社に転職しました。
「次は、ちゃんとお姉ちゃんに紹介できる人を連れてくる!」
そう言って笑う妹の顔には、もう迷いはありませんでした。世の中には、知らない方がいい真実もある。 でも、その真実を知ってしまったからこそ、守れる平和もあるのかもしれません。
私はこれからも、里奈の相談に乗りながら、この秘密を胸にしまって生きていくつもりです。でももし親友に何かあれば、私はいつでも鬼になる覚悟があります。
あとがき:墓場まで持っていく、愛の嘘
完結編となる第5話。真相をあえて隠し、神田を「恐怖」で縛り付けることで親友の家庭を守った咲良。これが正解だったのかは誰にも分かりませんが、里奈の笑顔が守られたことは事実です。香澄が前を向いて歩き出した姿にも救われました。
世の中、知らない方が幸せなことは確かにある……。そんな少し苦くてリアルな結末に、読者の皆さんは何を感じたでしょうか?
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ゆずプー
(配信元: ママリ)

