5.過去の不安や強いストレス体験
『猫は嫌なことをすぐに忘れる』というのは、決して真実ではありません。保護猫の中には、人間からの虐待や信頼していた飼い主からの遺棄、過酷な環境を経験して心を傷つけてきた猫がいます。
また、引っ越しや家族の変化、仲良しだった同居猫の死など、大きな出来事を経験した猫も、環境の変化に不安を抱えています。
こうした経験を持つ猫は、安定して存在している飼い主に対して「この人だけが安全」という気持ちを強く抱きやすい傾向があります。ふだん家の中では独立して過ごしていても、外出した途端に玄関での鳴きわめきや、排泄トラブルが見られる猫は依存の可能性があります。
まとめ
この記事では、猫が飼い主に依存しやすくなる原因を解説しました。
飼い主にベッタリするのはもともとの性格だと思っていても、猫は過去の経験で成長すべきチャンスがなかったり、精神的に傷ついたりするなど、さまざまな要因が絡み合って猫の行動に影響を与えていることがわかります。
依存行動は、猫が精神的な安全や安心を求めるSOSのひとつです。家の中でのつきまといや鳴き続けるだけでなく、乱暴な行動や不適切な排泄が見られたら、飼い主さんだけで解決するのは困難かもしれません。
特に排泄トラブルがある場合は身体的な問題を含んでいることもあります。問題行動を見つけたら、落ち着いて観察をして動物病院で相談するようにしましょう。

