孫の発表会に張り切って出かけた義母→「自分が良ければいいの?」保護者から園にまさかのクレームとは

孫の発表会に張り切って出かけた義母→「自分が良ければいいの?」保護者から園にまさかのクレームとは

ギボ江さんは、年齢よりも若く見えるパワフルな60代女性。夫に先立たれた後も、趣味に自分磨きに忙しく過ごしています。
息子・オトヤさんの結婚相手を楽しみにしていたギボ江さんですが、オトヤさんが結婚したのは地味な顔立ちのヨーコさんでした。ギボ江さんは内心がっかりするものの、数年後、目鼻立ちがはっきりした孫のそらくんが誕生。そらくんのかわいさを自慢したくて仕方ないギボ江さんは、テレビで偶然目にしたSNSに目を付け、そらくんの写真を投稿し始めました。しかし、祖母であるギボ江さんがそらくんのおむつ姿を投稿したことで、否定的なコメントが寄せられるようになります。不愉快なギボ江さんは母親に成りすましてアカウントを再登録。それからは、より一層SNSにのめり込むようになりました。そんな折、幼稚園の発表会に招待されたギボ江さんは、そらくんのかわいい姿を動画に残そうと必死になります。


無事に発表会が終わり、先生たちが保護者アンケートをチェックしていると……。

先生が発見した迷惑保護者への意見

孫の写真でバズる義母/あべかわ


孫の写真でバズる義母/あべかわ


孫の写真でバズる義母/あべかわ



孫の写真でバズる義母/あべかわ


孫の写真でバズる義母/あべかわ


孫の写真でバズる義母/あべかわ



孫の写真でバズる義母/あべかわ


孫の写真でバズる義母/あべかわ


子どもたちの発表を絶賛する声や照明の暗さを指摘する声に混じって、
「スマホを高く上げて撮影している人のせいでよく見えなかった」という意見がちらほら。
これまでも、保護者から撮影がらみの声が寄せられており、
先生たちは、おたよりで注意を促すことにしたのでした。


幼稚園や保育園、学校の行事は、子どもたちが頑張った姿を保護者に見てもらう貴重な場です。
撮影ルールなど、マナーを守らない人がいると、子どもたちの発表を十分に観覧できない人が出てきます。


保護者は本来、子どもたちにとって模範となるべき存在。


幼い子どもたちに「自分さえよければいい」という認識を植え付けぬよう、大人である保護者たちが、今一度公共の場での振る舞いについて考える必要があるのかもしれませんね。

次の話を読む → 著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ

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