亜急性皮膚エリテマトーデスの治療
亜急性皮膚エリテマトーデスの治療では、異常な免疫の働きを抑える副腎皮質ステロイド薬を用いた薬物療法がおこなわれます。
副腎皮質ステロイド薬は、外用薬を患部に塗布するほか、内服薬として用いられることもあります。また、副腎皮質ステロイド薬で効果が期待できない場合などには、免疫抑制薬の「アザチオプリン」が用いられるケースもあります。
いずれも長期間使用することで免疫力の低下などの副作用が生じるリスクがあるため、治療中は医師の指示のもと適切に薬剤を使用し、感染対策などに留意する必要があります。
また、亜急性皮膚エリテマトーデスでは全身症状を認めることもあるため、状態によっては入院治療が必要になるケースもあります。入院中は、必要に応じて他に出現している全身症状に対する治療もおこなわれます。
亜急性皮膚エリテマトーデスになりやすい人・予防の方法
亜急性皮膚エリテマトーデスになりやすい人や予防の方法は分かっていません。
しかし、発症すると日光に当たることで症状が誘発されやすいことが分かっています。そのため、亜急性皮膚エリテマトーデスを発症している場合には、肌の露出を控えて遮光したり、日焼け止めなどを使用したりすることが重要です。
関連する病気
全身性エリテマトーデス凍瘡状エリテマトーデス
新生児エリテマトーデス
水疱型エリテマトーデス
乾癬
参考文献
北海道大学大学院医学研究院皮膚科学教室あたらしい皮膚科学第3版「5.亜急性皮膚エリテマトーデス」
小西礼子他「亜急性皮膚エリテマトーデスの一例」
公益財団法人難病医学研究財団難病情報センター「用語集」
公益財団法人難病医学研究財団難病情報センター「全身性エリテマトーデス(SLE)(指定難病)」

