あなたの「スマホ」も狙われている? セキュリティーのプロが警告する日常生活に潜むリスク&4つの対策

あなたの「スマホ」も狙われている? セキュリティーのプロが警告する日常生活に潜むリスク&4つの対策


スマホを使うときの注意点は?(画像はイメージ)

【要注意】ヤバ…やらなきゃ… これがスマホを安全に使う「簡単な対策」です!(画像4枚)

 通勤中や就寝前にスマホを使い、動画やニュース記事などを閲覧している人は多いのではないでしょうか。中には、トイレの最中にもスマホが手放せない人もいるようです。

 こうした状況について、ネット上における通信データを暗号化し、実際のIPアドレスの代わりにVPNサーバーのIPアドレスを使用することで、オンラインデータを第三者から保護するサービス「VPN」を手掛ける、NordVPN(オランダ)の最高技術責任者を務めるマリユス・ブリエディスさんは、スマホのセキュリティーや心身の健康上、さまざまな問題が潜んでいると警告します。

 ネット環境を常に安全に保つための対策や、スマホ依存に陥らないための対策について、ブリエディスさんに聞きました。

ネットサーフィンに夢中になり乗り過ごしたケースも

 現代の生活において、スマホは日々の生活において欠かせない存在です。NordVPNが行った調査によると、日本では通勤時にスマホを利用する人が65%、そのうち57%の人が実際にインターネットに接続しているということです。

 また、通勤時にスマホを利用する人の85%は1時間以内にオンラインでの活動を終えているといいます。一方、通勤時にスマホを利用する人の18%は、電車やバスなどの乗り物内でネットサーフィンに夢中になった結果、降車駅に到着しても気付かず、そのまま乗り過ごしてしまったということです。通勤中の隙間時間を活用してネットに接続する傾向は、日常生活のあらゆる場面に及んでいます。

 こうした状況について、ブリエディスさんは「日本では、通勤中から就寝前まで、日常の隙間時間にスクリーンタイムがあふれています」と指摘します。

 また、個人空間におけるデバイス利用も目立ちます。NordVPNが行った寝室でのデバイス使用に関する調査では、日本人の80%が就寝前にベッドでスマホ、テレビ、ノートパソコンなどのデジタル機器を使用していることが判明しました。さらに、トイレでのスマホ利用率に関する調査では、日本人の68%がトイレにいる間もスマホを手放さない状況だといいます。スマホが常に手放せない状況が続くと、スマホ依存に陥るリスクが高まる可能性があります。

リスクが潜む瞬間

 これらの生活習慣は、一見便利で快適に感じられる一方で、セキュリティー上のリスクも含んでいます。先述のNordVPNの調査によると、通勤中、全体の60%以上の人が公共施設などのWi-Fiに依存しており、そのうち28%の人は何の保護措置も講じていないということです。

 さらに、通勤時に人混みの中で肩越しにのぞかれる「ショルダーサーフィン」を経験したと答えた回答者は24%にのぼります。公共の場での無防備な行動は、個人情報やオンラインアカウントへの不正アクセスにつながる可能性があるのです。

 夜遅くにベッドで行われるリラックスしたネットサーフィンもまた、問題の一つです。NordVPNの調査によると、就寝前の画面閲覧が睡眠の質を下げると答えた人は全体の半数以上、さらには悪いニュースやネガティブな情報をダラダラ読み続ける「ドゥームスクロール」に陥る人も約3分の1に上るといいます。就寝前にスマホを使用すると不眠に陥るリスクが高まることが分かります。

 ブリエディスさんは、「夜間の疲労や環境の雑音、緊張感の欠如が『チェックする前にクリックしてしまう』行動につながり、結果としてフィッシングサイトや不安全なWi-Fi環境、さらには肩越しにのぞかれるリスクへとつながります」と警告します。

配信元: オトナンサー

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