
仲野太賀が主演を務める大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)の第4話が1月25日に放送され、戦国時代の流れを変えた歴史的大戦・桶狭間の戦いが描かれた。(以下、ストーリーのネタバレがあります)
■今川義元が進軍。不利な状況の中、織田信長は戦略を講じる
織田信長(小栗旬)がついに出陣を決断。小一郎(仲野)と藤吉郎(池松壮亮)は、織田軍の前線基地・善照寺砦へと向かう。兄弟にとって初めての大戦の幕開けだが、2人の胸にあるのは、かつて父の命を奪った城戸小左衛門(加治将樹)への復讐だった。
1560年5月19日。今川義元(大鶴義丹)の大軍が尾張へ進軍を開始する。清須城を出陣した信長の手勢はわずか3000人。対する今川軍は総勢約2万5000人という圧倒的な兵力差だった。形勢不利の中、信長は「盛重に賭ける」と静かに告げるが、丸根砦を任された佐久間盛重(金井浩人)はのちの徳川家康・松平元康(松下洸平)軍に追い詰められ、家臣・簗田政綱(金子岳憲)に降伏の使者を出すよう命じ逃げようとする。

■「天運は我にあり」織田軍は桶狭間へ進軍
一方、善照寺砦では、藤吉郎が父の仇・城戸と博打に興じていた。槍を奪おうと目論むも、城戸のイカサマで勝ち目はなく、怒りを募らせる藤吉郎。そんな中、信長から招集がかかり、盛重の死が伝えられる。
衝撃を受ける兵たちに、信長は「盛重の首が義元の居場所を教えてくれた」と語り、奇襲を決断。その時、空低くトンビが飛ぶ。信長は天を仰ぎ「天運は我にあり。目指すは義元の首ただひとつ、桶狭間じゃ!」と高らかに宣言する。
■運命を分けたのは、鉄砲。藤吉郎は父の仇討ちに挑む
雨はやがて激しい雷雨となる。織田軍は桶狭間山を進軍。雨が上がり光が差し込んだ時、織田軍が今川本軍に一斉突撃を開始する。
流れを分けたのは、鉄砲だった。当時の鉄砲は火縄銃。雨で濡れた今川軍の鉄砲は発射できない。一方の織田勢は、信長が小一郎から聞いた“天の声”のおかげで、濡れないよう布にくるまれていたのだ。
激戦のさなか、恐怖で動けない小一郎の前に、次々と敵を倒す城戸が現れる。その姿を狙うべく、藤吉郎が弓を引こうとするも、小一郎は「討てば生きて帰れぬかもしれぬ」と制止。しかしその瞬間、背後からの矢で城戸は倒れる。
遠くで織田軍の歓声が響き渡り、義元討死の報が届く。桶狭間の戦いは、織田軍の大勝利に終わった。

■衝撃的な織田信長の戦略…藤吉郎は「秀吉」の名を授けられる
戦が終わり、首実検(討ち取った敵の首を確認する儀式)が行われる。しかし、裏では家臣・簗田政綱が「こたびの戦の一番手柄は、お主じゃ」と信長に称えられていた。盛重の首を義元本陣に届けさせたのは信長の策略で、その動きから義元の居場所を割り出していた。そして、信長に命じられ盛重の首を討ったのは、味方である政綱だった。
藤吉郎は城戸の取った敵の侍大将の首を持ち帰り、「秀吉」の名を授かり足軽組頭に、小一郎は近習(主君の近くに仕える人)に任命される。しかし、小一郎は自らの手柄ではないと正直に告げ、「兄とともに殿にお仕えしたい」と語る。笑みを浮かべた信長は、兄弟に褒美として草履を一足ずつ与え、「草履は片方では役に立たぬ。互いに大事にせよ」と告げたのだった。

■藤吉郎&小一郎の凸凹兄弟に称賛の声 味方も切り捨てる信長には「鳥肌が立った」
歴史的大戦のなか、父の仇討ちを目論む藤吉郎、冷静さを失わない小一郎の様子が描かれた今回。SNSには「小一郎の状況判断の正確性が光ったね」「あの状況で冷静に判断して兄を止められる行動力!」「藤吉郎はどんな時でも小一郎の味方なんだよね」といった称賛の声が寄せられた。
また、味方の首をもって敵をだますという戦略で見事勝利を収めた信長には、「鳥肌が立った」「信長の恐ろしさをひしひし感じる」「今までと違う桶狭間の描かれ方で、リアルに感じた」などの声が集まった。


