
高齢期を迎えた親とその子世代のためのお役立ち情報とお悩み解決事業を展開するオヤノコトステーションは、3月11日(水)、離れて暮らす親と自分の老後の暮らしのための無料セミナー 丸の内「オヤノコト塾」を、三菱ビルコンファレンススクエアM+ サクセスで開催する。事前予約制で定員は100名で、定員になり次第受付終了となる。
「ビジネスケアラーの増加」が社会的課題に
2025年9月時点で、日本の65歳以上の高齢者人口は約3,619万人に達し、総人口の約29.4%を占めているという。これは過去最高の高齢化率であり、国民の約3人に1人が高齢者という社会がすでに現実となっている。世界の主要国と比較しても、日本の高齢者割合は突出して高く、他の先進国を大きく引き離す水準だという。
総人口が減少する中で、高齢者の割合だけが増え続けるこの人口構造は、労働力不足、社会保障の負担増、介護・医療サービスの逼迫など、経済・社会インフラ全体に深刻な影響を及ぼしている。

さらに、高齢化が進むほどに認知症の当事者数も増加する傾向にあり、家族介護や介護従事者の負担増加=「ビジネスケアラーの増加」といった社会的課題が、急速に顕在化している。こうした構造変化はすでに“未来の問題”ではなく、今すぐ取り組むべき社会課題になっているという。(※1)
セミナーの内容

ビジネスパーソン向けに開催される無料セミナー 丸の内「オヤノコト塾」の1部 特別セミナー「本当に大丈夫?親の財産と向き合い方教えます」に登壇するのは、しんきん成年後見サポート理事長で、城南信用金庫 名誉顧問の吉原毅氏。
親のお金を守るための「家族信託」が話題になり始め、認知症になると預貯金が口座からおろせなくなる、親所有の土地が売却できなくなる、という話を聞いたことがある人も多いのでは。
万が一親の介護が必要になったり、施設に入居することになった時、必要なのはお金。「ウチの親に限って」と思いがちだが、もし親のお金がアテにできないとなったとき、お金の工面はどうするのか。「家族信託」の手続きは数カ月かかるため、その間に親の状況が変わってしまうことも多々あり、時間との勝負になるそう。
1部ではこういった内容について、金融機関で培ったノウハウを活用し、「家族信託」や遺言などについて約1,000件を超える相談実績をもつ吉原氏が、事例をもとに話す。

2部の「知っておきたい!高齢の親とご家族のための賢い備え方、暮らし方」に登壇するのは、オヤノコトステーション代表取締役、『オヤノコト.マガジン』編集長の大澤尚宏氏。
大澤氏は、離れて暮らす親や高齢期を迎えた親のことが気になりながら、「まだ大丈夫」「何からはじめるべきかわからない」と思っている人に向けて、イベントやメディア、相談業などを通して蓄積してきたケーススタディを参考に、「今からできること」「しておくべきこと」について伝える。
