元アパレル経営者が「ドライフルーツ」で山形一を目指す理由。のら農園・酒井正樹さんの挑戦

 15トンの果実と向き合う、狂気的なまでのこだわり

のら農園のドライフルーツを食べた人は、その「食感」と「濃厚な甘み」に驚きます。そこには、酒井さんの並外れた手間暇が隠されています。

「手切り」へのこだわり
リンゴやラ・フランスのスライスは、すべて酒井さんが手作業で行います。機械を使えば2割出てしまうロスを無くすため、そして「皮の近くが一番美味しい」という信念から、皮を絶妙に残して切り分けます。

■「パリパリ」を復活させる二度乾燥
ドライフルーツは時間が経つとどうしても湿気を吸ってしまいます。のら農園では、袋詰めする前にもう一度乾燥機に入れ、食感を「復活」させてから出荷します。

■さくらんぼ20万粒の種抜き
旬の時期には、6トン(約20万粒)のさくらんぼを、5〜6人で3週間かけてすべて手作業で種抜きします。気が遠くなるような作業ですが、これが「最高のお菓子」の土台となります。

 酷評を力に変えた「チョコレートドライフルーツ」

大人気のチョコレートがけシリーズにも、忘れられない物語があります。発売当初、「パッケージは素敵なのに、チョコが美味しくなくて残念」という厳しいメールがお客様から届きました。

普通なら落ち込むところですが、酒井さんは即座に反応しました。「長く愛されるものを作るなら、チョコも本気で選ばなきゃダメだ」と決意。すぐに30種類のサンプルを取り寄せ、納得いくまで試食を重ねました。そうして辿り着いた今のチョコレートは、ドライフルーツの酸味と完璧に調和し、コンテストで最優秀賞を受賞するほどの看板商品となりました

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