●「困ったときは区市町村や都に相談を」
東京都の鳥獣保護管理担当者によると、カラスは繁殖期(3月下旬〜7月上旬)に巣を作り、ヒナを育てるため、近くを通る人を威嚇したり、攻撃したりすることがあるという。
そのため、できるだけ巣に近づかないことが望ましい。
やむを得ず通行する場合は、「傘などの棒状のものを肩にかつぐようにして、頭の上に上げるとよいでしょう。カラスは羽が接触するのを恐れて近寄りません。また、頭を保護するために帽子をかぶるのも有効です」(東京都公式サイト)とされている。
被害が出ている場合には、巣の撤去が必要になることもあるが、巣の場所によって管理者は異なる。
担当者は「道路や公園であればその管理者、電柱や送電線であれば東京電力など、依頼先が異なります。都内の場合は、東京都の公式サイトで確認していただければと思います」と説明する。
迷惑に感じられる存在であっても、カラスを勝手に駆除することは違法だ。
担当者は「カラス被害に悩んだときは、まず区市町村の窓口に相談してほしい。状況に応じて、適切な対応先につなぐことができます」と話している。

