企画・制作のポイント
「音の出るデジタル絵本」の企画・制作は、総合学院テクノスカレッジの音響芸術科2年生が「TECHNOSゼミ」で取り組んだもので、音を活用したコンテンツを通じてビジネス思考や発想力を養うことを目的としている。
制作にあたっては、学生が発達支援療育を手掛けるアース・キッズを訪問し、「スタジオそら」を見学後、デジタル絵本に関する意見交換を実施。特に絵本を使うときの工夫や選び方なども教えてもらったそう。
また、実際に絵本を使う場面が多い保護者や、同学の敷地内にある「きしゃぽっぽ保育園」の保育者を対象に、アンケートやインタビューを行い、ニーズや懸念点、デジタル絵本への反応を調査。子どもだけでなく育児や発達支援(療育)に関わる人たちの声も反映させた。
具体的には、スマートフォンやタブレットがあればいつでもどこでも読めること、ナレーション機能付きで文字が読めない子どもでもひとりで楽しむことができること、擬音をたくさん入れたバージョンと文章をしっかり入れたバージョンの2つの文章パターン、男声・女声の2つのナレーションパターンから選択でき、複数のパターンで楽しめること、あいさつや朝の準備、数字など、自然に身につく学びの要素を含んでいることだ。
イラスト、ナレーション、プログラミングにおいては、他学科の学生の協力も得て、学生ならではの発想を取り入れたオリジナルコンテンツが完成した。
アース・キッズについて
アース・キッズは、「子どもたちのために。以上。」という企業理念のもと、すべての子どもたちが公平に可能性にチャレンジできる社会を創ることを目指している。
同社が運営する「スタジオそら」では、発達が気になる子どもたちに合わせた発達支援プログラムを提供。楽しく学びながら成長できることをサポートしている。
「チャイルドラボ」では、育児・保育・発達支援分野にわたる情報を記事や動画で発信し、保護者・教育者・保育者の学び合いを促進している。
このほか、発達支援に関する研究を行う「発達障害療育研究所」も運営。発達障害や発達支援に関する情報収集や分析、専門家や関係機関との事例・情報共有を行い、より良い支援と人材育成を目的として設立された機関だ。
