
「カルピス(株)特撰バター」(以下、カルピス特撰バター)と聞くと、高級スーパーに並んでいる“ちょっといいバター”というイメージ、ありませんか? 私も正直、「おいしいのは分かるけど、普通のバターと何がそんなに違うんだろう?」と気になっていた1人です。そんな中、カルピス株式会社から新商品が登場すると聞き、新商品発表会・試食会へ行ってきました。会場には、定番の「カルピス特撰バター」はもちろん、ふわふわ食感が気になる新作「ふわゆきチーズプラス」や、ギフトにもぴったりな「謹製 レーズン・バター」などがずらり。今回は、カルピス社のバターの魅力や食卓での楽しみ方をご紹介します!
ミルキーなのにあっさり!カルピスを作る工程から生まれた「カルピス特撰バター」

「カルピス特撰バター」はひと口食べてみると「いつものバターと違う!」と感じる、ちょっと特別な存在。実はこのバター、あの乳酸菌飲料「カルピス」を作る過程から生まれたものなんです。
カルピスの歴史は、なんと100年以上前までさかのぼります。生乳を遠心分離させて脂肪分を取り除き、脱脂乳を使って作られるのが乳酸菌飲料のカルピス。その時に分離された脂肪分(クリーム分)もとてもおいしいものなのに、余らせてしまうのはもったいない!…ということで、誕生したのが「カルピス特撰バター」なのだそう。名前に「カルピス」とついているけど、カルピス味がするわけではなく、カルピスを作る工程から生まれたバター、というわけなんですね。
1942年に業務用として登場した「カルピス特撰バター」は、そのおいしさから一流シェフたちの間で評判に。一般には流通しない「幻のバター」と呼ばれていた時代もあったそうです。その後、1981年に家庭向けとして登場し、私たちもお店で手に取れるようになりました。

「カルピス特撰バター」は、カルピスを作っている工場と同じ、群馬と岡山の2か所で作られています。使われている生乳は、“本州で育った牛”のもの。本州の牛は、牧草ではなく穀物中心の飼料で育つため、ミルクの乳脂肪分が白くなりやすいのだそう。そのため、「カルピス特撰バター」は色がとても白いのが特徴なんです。
工場に届いた生乳は、ぐるぐると遠心分離されて脱脂乳と脂肪分に分けられます。この脂肪分を殺菌・冷却し、じっくり熟成させたあと、「チャーニング」と呼ばれる撹拌作業へ。ここが「カルピス特撰バター」ならではの大きなポイント。一般的には水で洗浄するこの工程ですが、「カルピス特撰バター」では、バターを作る途中で出てくる「バターミルク」で洗います。こうすることで、ミルクのコクや風味を逃さず、ミルキーな仕上がりになるんですね。

味わいは、とてもなめらかであっさり。バターの主張が強すぎないので、大きめにカットしてそのまま食べても全然しつこくないのが驚きでした。パンやクラッカーに塗って食べるのはもちろん、お料理やお菓子作りでも素材の味をしっかり引き立ててくれそうです。
ふわっと軽い食感に感動!新登場のムースタイプのデザート「ふわゆきチーズプラス」

そして今回新たに登場したのが、「ふわゆきチーズプラス」。こちらは宮城県白石市の山田乳業株式会社とのコラボで生まれたムースタイプのデザートです。蔵王山麓で育った牛の生乳から作られる「フロム蔵王」ブランドの乳原料に、「カルピス特撰バター」を贅沢にプラス。商品は冷凍で届くので、食べる前に冷蔵庫で2時間ほど解凍すると、名前の通り、ふわふわ&ゆきのように軽い口どけに変化します。
そのままスプーンですくってデザートとして楽しむのはもちろん、ビスケットやパンに塗っても◎。さらに、フルーツに添えたり、フルーツソースをかけたりとアレンジも自在。6個セットで「ふわゆきチーズプラス」を使ったオリジナルレシピのリーフレット付きなので、「今日はどうやって食べよう?」と考える時間も楽しくなりそうです。

一口食べてみると、ふわっとなめらかな食感に驚き! ミルクの風味がしっかり感じられて、味わいは濃厚なのに後味はすっきり。甘さ控えめなので、デザートだけでなく、サラダに添えてシーザードレッシング風にアレンジするのもアリ。おやつにも食卓にも楽しく活用できそうな、使い勝手のいいデザートでした。

