「フレイル」で気をつけたい体調不良・体の不調
食欲不振
食欲不振は低栄養を招き、筋肉量や体力の低下につながる重要なサインです。加齢による味覚の変化や消化機能低下、服薬の影響、抑うつ状態などが原因となることがあります。食事量が減った状態が続くと、サルコペニアやフレイルが進行しやすくなります。
対処としては、食事内容の工夫や食事回数の調整が基本ですが、体重減少を伴う場合や原因がはっきりしない場合は医療機関での評価が必要です。内科や消化器内科が主な相談先となります。
疲労感
「十分休んでも疲れが取れない」「以前より活動後の疲労が強い」といった疲労感も、フレイルの初期症状としてよくみられます。筋力低下や活動量減少、睡眠障害、慢性疾患の影響などが背景にあることがあります。
軽度であっても長期間続く場合は、生活習慣の見直しだけでなく、基礎疾患の有無を確認することが重要です。内科やかかりつけ医への相談が適しています。
握力低下
握力低下は全身の筋力低下を反映する指標で、フレイルやサルコペニアの重要なサインです。日常生活では、物を持ちにくい、家事がつらいといった形で自覚されることがあります。
対処には、筋力トレーニングや栄養改善が有効です。急激な低下や左右差がある場合は、神経疾患などの可能性も考慮し、医療機関での評価が勧められます。内科や整形外科が受診先となります。
「フレイル」を予防するには?
フレイル予防の基本は、運動・栄養・社会参加の3つをバランスよく保つことです。ウォーキングや筋力トレーニングを無理のない範囲で継続し、たんぱく質を意識した食事を心がけましょう。十分な睡眠と、ストレスをため込まない生活も重要です。人との交流や趣味活動を続けることは、身体機能だけでなく認知機能の維持にも役立ちます。

