うつ病による顔つきの変化の改善方法

うつ病で変化した顔つきや表情は病院の治療を続ければもとに戻りますか?
うつ病によって外見が変わるのではなく、気分の落ち込みや強い疲労感、睡眠リズムの乱れ、意欲低下といった症状が重なって顔つきや表情が変化します。
そのため、治療を受けることで、顔つきや表情は徐々にもとに戻ることが期待できます。
治療では、落ち込んだ気分を和らげ、睡眠リズムを整える効果をもつ抗うつ薬を中心に、必要に応じて不安感を軽減する抗不安薬などが用いられます。
あわせて、ストレスへの対処法を身につけたり、自分を責めやすい考え方の癖を見直したりするために、カウンセリングが行われることもあります。
参照:『うつ病』(厚生労働省)
うつ病による顔つきや表情の変化を自分で改善する方法を教えてください
うつ病による顔つきや表情の変化は、心の状態の影響を受けます。しかし、「表情を明るくしよう」「元気そうに見せよう」と意識しても、うつ病そのものの改善にはつながりません。
顔つきや表情を改善するためには、うつ病の治療を受ける必要があります。
うつ病は、脳がエネルギー不足に陥り、過度に消耗している状態と考えられています。生命体には、傷んだ部分をあまり使わないようにすることで回復していく力がありますが、うつ病でも同様に、使いすぎてしまった脳をしっかり休ませることが治療とセルフケアの基本です。
表情が乏しくなる、顔が疲れて見えるといった変化も、脳が「これ以上エネルギーを使えない」というサインとして現れているものといえます。
そのため、セルフケアとしては、無理をしないこと、頑張りすぎないことが重要です。仕事量を減らす、残業を控えるといった調整で足りる場合もあれば、仕事を休んで療養に専念する必要がある場合もあります。
「自分ではどう休めばよいのかわからない」「どこまで休んでいいのか判断できない」と感じる場合は、医師と一緒にセルフケアの方法を考えていくことが大切です。
参照:『3 うつ病の治療と予後』(厚生労働省)
編集部まとめ

うつ病によって「顔つきが変わった」「表情が乏しくなった」と感じられることがありますが、顔の形が変化したわけではなく、気分の落ち込みや疲労、意欲低下といった症状によるものです。
うつ病による顔つきや表情の変化は、適切な治療と十分な休養を継続することで、改善が期待できます。外見上の変化のみを切り取って判断するのではなく、背景にある心身の不調に目を向けることが重要です。
顔つきや表情の変化は、心の健康状態を示すサインの可能性があります。気になる変化が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。
参考文献
『うつ病』(厚生労働省)
『2 うつ病の主な症状と原因』(厚生労働省)
『3 うつ病の治療と予後』(厚生労働省)
『4 うつ病を防ぐ』(厚生労働省)
『うつ病チェック』(厚生労働省)

