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日焼け後の痛みは放置して大丈夫? 「紫外線障害」のサインと3つの応急処置を医師が解説

日焼け後の痛みは放置して大丈夫? 「紫外線障害」のサインと3つの応急処置を医師が解説

紫外線障害の前兆や初期症状について

紫外線障害の症状は、皮膚と目の両方にあらわれることが一般的です。

皮膚では、紫外線を浴びた数時間後に赤くなり、ヒリヒリとした痛みをともなう日焼け(サンバーン)が起こります。炎症は8〜24時間後にピークに達し、通常2〜3日後に赤みが引いていきます。ただし、重症の場合は水ぶくれができ、皮がむけることもあります。紫外線を浴びた数日後には色素沈着によって肌が黒くなり、この状態は数週間から数ヶ月間続くことがあります。

長年にわたって紫外線を浴び続けると、皮膚のハリが失われ、シミやしわが増える「光老化」の症状があらわれます。さらに、良性または悪性の皮膚腫瘍が発生することもあります。
良性腫瘍には、一般的に「老人性イボ」ともよばれる脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)があり、悪性腫瘍には皮膚がんがあります。皮膚がんになる前段階として、日光角化症が生じることがあり、その後、有棘細胞がんへと進行することがあります。

目への影響としては、強い紫外線を浴びた数時間後に目の充血、異物感、涙が止まらない、強い痛みなどの症状があらわれる紫外線角膜炎(雪目)があります。とくに、雪山や砂浜などの紫外線の反射が強い場所で発症しやすく、夜間に強い目の痛みを感じることがあります。

また、長期間にわたる紫外線の影響で、視力の低下を引き起こす白内障や翼状片(よくじょうへん)といった慢性的な疾患が発症することもあります。

紫外線障害の検査・診断

紫外線障害の診断は、症状と紫外線への曝露状況をもとに行われます。

皮膚の診断では、ほくろやシミ、脂漏性角化症、皮膚がんなどを区別するために、ダーモスコピーという拡大鏡を用いて皮膚表面の状態をくわしく確認します。皮膚がんの疑いがある場合には、皮膚の一部を採取し、組織を顕微鏡でくわしく調べる皮膚生検が行われることもあります。

目の診断では、細隙灯(さいげきとう)顕微鏡という拡大鏡を使用して、角膜や水晶体の状態を確認します。また、白内障の進行状況を調べるために、視力検査や眼底検査、屈折検査などが行われることもあります。

配信元: Medical DOC

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