猫を死なせてしまう『家にある危険物』5選 油断できない理由や命を守る予防策も解説

猫を死なせてしまう『家にある危険物』5選 油断できない理由や命を守る予防策も解説

3.人間用の医薬品・サプリメント

散らばった薬の錠剤と猫

人間にとっては健康を支える薬やサプリメントでも、猫にとっては命に関わる猛毒になることがあります。特に、解熱鎮痛剤に含まれる「アセトアミノフェン」や「イブプロフェン」は、猫の体ではうまく代謝できません。少量でも重い中毒症状や貧血を引き起こし、最悪の場合、命を落とす危険があります。

また、「α-リポ酸」を含むサプリメントにも注意が必要です。猫にとって嗜好性が高く、興味を示してみずから口にしてしまうことがあります。摂取すると、肝障害の原因となり、よだれや嘔吐、ふらつき、けいれんなどの症状があらわれ、たった1錠でも致命的になるおそれがあります。

薬やサプリメントは決して出しっぱなしにせず、必ず引き出しや戸棚など、猫が開けられない場所に保管しましょう。人には安全なものでも、猫には危険であるという意識が大切です。

4.古い保冷剤・不凍液

保冷剤を持っている人の手

古いタイプの保冷剤や車のエンジンの冷却に使われる不凍液には「エチレングリコール」という成分が含まれていることがあります。摂取すると体内でシュウ酸に変化し、急性腎障害を起こします。症状の進行も速く、ごく少量でも死に至る可能性があるため非常に危険な物質です。

現在、保冷剤の多くは安全な高吸水性ポリマーに変更されていますが、古いものや特殊な製品には依然として注意が必要です。不要な保冷剤はすぐに処分し、使用する場合も猫が届かない場所で厳重に管理してください。

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