中島健人、声優業に意欲「イケメンの役は得意です!甘い言葉は“億戦錬磨”です」好きなキャラの魅力も語る<アニメが地球を喰っている>

中島健人、声優業に意欲「イケメンの役は得意です!甘い言葉は“億戦錬磨”です」好きなキャラの魅力も語る<アニメが地球を喰っている>

「アニメが地球を喰っている」MCを務める中島健人
「アニメが地球を喰っている」MCを務める中島健人 / (C)テレビ東京

中島健人がMCを務めるアニメ特化のドキュメントバラエティー「アニメが地球を喰っている」(夜11:06-11:55、テレ東系ほか)が9月29日(月)に放送される。そこで、収録を終えたMCの中島が囲み取材に応じ、収録の感想や好きなアニメについて語った。

同番組は、世界中のアニメに夢中になった人々“アニ喰わ”にインタビューを実施。そして、夢中になったアニメを紹介するとともに、世界中のアニメ好きな人を深掘りしていくバラエティー番組。スタジオでは中島がゲストの梶裕貴、岡本信彦、宮下兼史鷹(宮下草薙)とアニメトークを展開する。

■中島「自分の好きが詰まっている番組だったのでリラックスできました」

収録を終えて、中島は「肩の力を抜いて内容を楽しめる番組は少ないんですが、自分の好きが詰まっている番組だったのでリラックスできました。また、日本のみならず、海外にもアニメの文化は広がっていて、それが日本語を覚えることにつながり、言語の壁を越え、教育にも発展しているということをこの番組を通じて知りました。アニメというコンテンツを通して、文化や人々の生活がすごく変化していることを強く感じる番組だと思いますし、それを“喰われている”と表現しています。知らないアニメもまだたくさんあるし、見てみたいアニメが増えました」と感想を語った。

声優の梶と岡本との共演について「僕は撮影している時、独り善がりのお芝居はだめだと思っていて。相手の役者さんの温度感に合わせて、調和を取る大切さを知っているので、梶さんと岡本さんから、お芝居をするとき、最初はフルスロットルでいくも、現場で共演者にチューニングしていくという話を聞いて、声優さんの世界でも常識としてあることだと知れてうれしかったです」とコメント。

一方、宮下とは『遊☆戯☆王』好きの仲間として、プライベートでも交流があるという中島。共演について「なんか友達がいるな~って思いました(笑)。映画の番組でも僕の隣にいたり、この間はライブツアーのステージにも飛び入り参加してきたり、もう日常って感じでした」と笑顔を。

■中島が実写で演じてみたいキャラクターを明かす

『遊☆戯☆王』に“喰われてきた”と語る中島は、登場人物の海馬瀬人の魅力を「エゴを超越した夢を作った人。この世界を生きるには、エゴが強くないといけなくて、自分の考えていることや主張は言わずにいると、消えてなくなってしまう気がするんですが、海馬というキャラクターは自分の好きを貫き、やりたいことを広げた先で、市民権を獲得している。そんな海馬には、アイドルをやっている僕に通ずる部分があり、意識していることでもあるので、人として素晴らしいキャラクターを高橋和希さんは描かれたなと思います」と分析。

また、最近ハマっているアニメについて「だいぶ遅いですが、『ハイキュー』は見ていました!あと、『呪術廻戦』も見ていますし、『鬼滅の刃』の映画(『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』)も見に行きました!あと、漫画ですが『カグラバチ』は面白いなと思いました」と語った。

記者から「実写で演じてみたいキャラクターはいますか?」と質問が。中島は「『幽★遊★白書』に出てくる刃霧要というキャラクターに髪形が似ているので演じてみたいです」と話し、続けて、声優業について「声が枯れているシーズンもあり、連続の作品だと心配になってしまうので、スペシャルアニメや映画をやりたいです(笑)。イケメンの役は得意です!任せてください!収録で、梶さんと岡本さんが、僕について“甘い言葉は百戦錬磨”とおっしゃっていましたが、“億戦錬磨”しているので、いつでも待っています(笑)」と意欲を見せた。

■中島、アニメを見る時間は「自分のアイデアを豊かにする」

プライベートの時間があまりない中で、中島にとってアニメを見る時間はどんな時間なのか尋ねられると、中島は「アイデアを入れる時間ですね。今は、制作などをしているのでアウトプットが多く、出ていくものが多いので、アニメを見る時間は、吸収して、自分のアイデアを豊かにするインプットの時間です。ただ楽しんでアニメを見るというより、僕は歌詞を書いているのと同じ感覚で、プロットのようなものを考えながら見てしまいます」とコメント。

さらに、「元々、ライブも絵コンテを書いたりしていて、考えるのが好きです。なので、(中島とキタニタツヤによる音楽ユニット)GEMNをやっている時も、キタニが音楽で、僕がMVの構成という役割分担でやらせてもらいました。でも、音楽部分で僕が“最初のAメロラップが良い”と唯一の口出しをしたせいで、覚えられづらい曲になってしまったなと(笑)。キタニはメロディアスなフレーズを作っていたので、謝りたいです(苦笑)」と、エピソードを明かした。

収録中には“推し”の話題も。そんな話題にちなみ、最近の中島の“推し”を聞かれると「キングコングの西野さんです。ブロードウェイのショーをプロデュースしたり、(西野が手掛けた絵本の)『えんとつ町のプペル』のミュージカルをやったりと、芸人さんという枠から出て、自分の思慮深いところをしっかりとエンターテインメント化して、突き詰めているのがすごいなと思っています」と西野へのリスペクトを口に。

そして、最後に「この番組を通して視聴者の皆さんに、日本のアニメという文化が世界を変えるんだよということを感じていただけたらうれしいです」と呼び掛け、囲み取材を締めくくった。

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