「中価格帯」になったツナマヨ、代わりの「激安枠」は?
ツナマヨが「中価格帯」へとシフトしたことで、消費者の懐事情に合わせた「新・低価格帯」おにぎりの存在感が増しています。
その筆頭が「海苔(のり)なし」のおにぎりです。海苔などの原材料高騰を受け、ご飯に具材を混ぜ込むタイプの商品ラインアップが強化されています。
ローソンでは「だし」を用いて満足感を高めた海苔なしシリーズを展開。セブン-イレブンでも通年ランキング3位に海苔なしの「わかめ御飯おむすび」(149.04円)がランクインするなど、安くておいしい新たな選択肢として定着しつつあります。
「1個で満足」か「冷凍で保存」か
また、おにぎりの役割自体も変化しています。
これまではおにぎり2個を買っていた層が、物価高を背景に「具だくさんの大きいおにぎり1個」で済ませる傾向が見られ、「ボリューム/プレミアム系」の商品が伸長しています。ローソンの通年ランキングにプレミアム商品が入るなど、高単価でも「コスパ(1個で満腹になる)」が良い商品は日常の選択肢になっているようです。
さらに、食品ロス削減や物流効率化の観点から「冷凍おにぎり」の展開も進んでいます。ローソンに続き、ファミリーマートも2026年1月から販売を開始。賞味期限の壁を越える冷凍おにぎりは、今後のコンビニおにぎりのニュースタンダードになるかもしれません。
たかがおにぎり、されどおにぎり。その棚には、日本の経済状況と私たちの生活の変化が色濃く反映されているようです。
(LASISA編集部)

