批判の中心人物は
特に、最近他のチームから移籍してきたBくんのパパは指導の考え方において大きな溝がありました。
「コーチのえこひいきがすぎる」「俺がやったほうがマシだ」と、他の保護者にまで吹聴するようになったのです。
あくまで夫はボランティア。野球経験者だし、力になれたらという思いでコーチを引き受けましたが、周囲との信頼関係を維持することに限界を感じ、精神的に参ってしまいました。
悩んだ末、夫は退任を決意し、息子も新しい環境を求めて、チームを移籍することに。
数か月後の再会
それから数か月後、息子の野球チームが元いたチームと対戦することになりました。
試合会場へ行くと、なんとBくんのパパが監督をしていたのです。
試合が始まると、ベンチから聞こえてくるのはBくんパパの怒鳴り声ばかり。そして驚いたことに、ピッチャーのマウンドにはBくんが立ち続けていました。
Bくんパパなりの「勝利への執着」や「息子への期待」の現れだったのかもしれません。しかし、「えこひいきだ!」と夫を責めていた本人が、わが子を『エースで4番』に固定し、他の子に罵声を浴びせていたのです。

