即効性は期待できない
実際に「ワイヤレスチャージャー 出力5W」を使ってみたわけです。使い方といっても、「ワイヤレスチャージャー 出力5W」本体をUSBで接続して、その上に対応するスマートフォンを乗せるだけです。注意点としては、無線距離が4ミリなので、3ミリ以上の厚みのケースを使っていると充電できないことがあります。
本体にはLEDランプが搭載されており、充電時には青色に点灯するので、充電状態が分かりやすいです。また、気になっていたMicro USB Type-B接続ですが、本体との接続のみで、1メートルのケーブルが最初から付属するため、不便に感じることはほぼありません。
非常に普通の置くだけで充電できるワイヤレス充電器といえる「ワイヤレスチャージャー 出力5W」ですが、充電が本当に遅い。回復の泉のようにじわじわと充電されていきます。有線充電などのほかの方法が、即効性のあるポーションのように感じられるほど。
充電しているスマートフォンを使わず、置きっぱなしなら気が付くと充電されていますが、使いながら充電しても電池の残量は減らないが増えないといった印象。急いで充電したい方は、最新のQi2 25Wや10W以上など出力の高いワイヤレスチャージャーをおすすめします。
自宅の何カ所かは「ワイヤレスチャージャー 出力5W」だと判断
「ワイヤレスチャージャー 出力5W」の弱点は、充電速度が遅いことです。そのため持ち歩き用や急速充電には全く向きません。ただし、非常に安い。そこで、筆者は自宅の何カ所かは「ワイヤレスチャージャー 出力5W」で十分と判断しました。
一つは、仕事用デスクのパソコンの脇、もう一つはリビングとキッチン用です。仕事用のパソコンデスクの脇は、ここで充電しているときはパソコンを見ているのでスマートフォンを見ることはほぼなく、それなりに長い時間を充電だけに費やせるため。さらにリビングとキッチン用は、筆者の場合、特にキッチンで充電しながらスマートフォンを使うときは、画面オフで音声のみを聞いているので、消費電力が小さく、時にはそのまま置きっぱなしなので、ゆっくり充電で問題がないからです。
逆に出先で使うには、USB Type-Cのケーブルが共用できず、充電が遅いのは致命的です。また、寝室でゴロゴロしながら、スマートフォンを使いながら充電したいという条件にも「ワイヤレスチャージャー 出力5W」は向いていないでしょう。
ただし、家族全員が複数の充電ポイントを必要とする現在、税込み550円でワイヤレス化できるメリットはかなり大きい。使用する条件や場所に合わせて「ワイヤレスチャージャー 出力5W」を上手に活用するのは、ありといえる判断です。手軽に増やせる現代の回復の泉を利用してみてはどうでしょうか。
(千秋)

