スタバ×ジェラピケのコラボ初日スタート、サイト待ち“8万人”、さっそくメルカリ転売で「禁止行為」

スタバ×ジェラピケのコラボ初日スタート、サイト待ち“8万人”、さっそくメルカリ転売で「禁止行為」

スターバックスとルームウェア「ジェラートピケ」のコラボが29日から始まった。人気者同士の初コラボとあって、注目度が高かっただけに、初日早朝から「買えた」「買えなかった」と悲喜こもごもの報告がSNS上に相次いだ。

コラボ商品特有の転売も早速始まっている。なかには、フリマアプリ側が禁じる転売行為もなされていた。

●「5万人待ったのに何も買えなかった」「転売ヤーめ」

今回のコラボでは約50アイテムが準備された。スタバのタンブラーだけでなく、ジェラピケの“ふわもこ”のアパレルも取り揃えられた。

コラボ記念のティーラテ(690円)も目当てに、朝からスタバを訪れた人からは、トッピングの「ピケベア」をかたどったチョコが沈んだり、溶けたりしていたとの悲しい報告もみられた。

コラボ商品の販売は9月29日から。早朝6時からオンライン販売が始まるとあったが、午前8時台にはサイトの待ち時間が「8万人」と表示されていたという。

オンラインサイトとにらめっこしていたと思われる人は——。

「スタバ×ジェラピケ 5万人待ったのになにも買えなかった。。ほんと泣きそう…」(Xから)

また、スタバに行列ができたという投稿も多かった。

しかし、純粋なファンではなく、「転売ヤー」も並んでいたようだという指摘も少なくない。

「取引画面ガッツリ見えてるよ…」(Xから)

●「禁止行為」の出品が…

メルカリにはオンライン販売開始早々からコラボ商品の出品が相次いだ。

店舗で買った商品だけではなく、オンラインで購入することができた商品の出品もあった。しかし、当日早朝にオンラインで買った商品は、出品者の元にはまだ届いていないはずだ。

メルカリは、このような「手元にない商品の出品」を禁止する。

禁止行為に該当すると判断された場合、取引キャンセルや商品削除などの処分がとられる。

スタバとメルカリは、2022年から連携を開始。新商品の情報を事前に提供し、メルカリ側では、利用規約に違反する特定商品の出品への削除対応を実施するとしている。

たとえば、オンラインストア限定の、「gelato pique リッドカバーベアチャーム付きステンレスボトル ソフトピンク 473ml」は定価7500円が、メルカリでは1万円で出品されて購入されていた。

この商品はすでにオンラインでは在庫がなくなっている。

メルカリ側もこうした出品には目を光らせているようで、該当の商品ページには「検索の商品は、価格が急騰している可能性があります」として、スタバの公式サイトを確認の上で冷静な判断をするような呼びかけのメッセージが表示された。

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