頻脈性不整脈を放置するとどうなる?
頻脈性不整脈を放置すると、心臓の壁が拡大し、弁に負担がかかり心不全になります。
また、脳梗塞などの塞栓症を発症したり、突然死の原因になることもあります。
頻脈性不整脈を発症した際に日常生活で気をつけたいこと
規則正しい生活習慣
十分な睡眠とバランスのよい食事、適切な休養を心がけましょう。
ストレス管理
リラックスする時間や趣味を取り入れ、自律神経を整えることも重要です。
適度な運動
過度ではないウォーキングやストレッチなどの軽度な運動は心臓にも良い影響を与えます。目安は30分程度の運動を週3回です。
スマートウォッチなどで脈の変化をチェック
連続心電図を記録できるウェアラブル機器で異常に気づけることも増えています。特に心房細動を検出してくれるデバイスが多いですが、過信しすぎてはいけません。これらで測定できるのは心電図の一部です。定期的な心電図検査が大切です。
「頻脈性不整脈」についてよくある質問
ここまで頻脈性不整脈について紹介しました。ここでは「頻脈性不整脈」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。
頻脈性不整脈で亡くなることはありますか?
桑原 優大 医師
はい、稀ではありますが命に関わるケースもあります。特に 心室頻拍・心室細動は迅速な蘇生や除細動が必要で、一歩手遅れになると心肺停止につながります。
原因不明の突然死の家族歴をお持ちの方、心筋梗塞後、心臓手術後、先天性心疾患の方などは特に注意が必要です。
また、心房細動が長く続くと 心不全や脳梗塞など重大な合併症のリスクが高まるため、早期の診断・治療が重要です。
まとめ
頻脈性不整脈とは、1分間の心拍数が100回以上になる状態で、意識障害や失神、心不全・突然死につながる可能性もある不整脈の総称です。
心房細動はその一種で、多くは命に直接影響しませんが、放置すると脳梗塞など重大な合併症のリスクがあります。原因は多岐にわたり、心疾患、甲状腺機能亢進、ストレス、生活習慣、薬剤などが関係します。
心電図で診断し、症状に応じて治療法(薬物療法/カテーテルアブレーション)が選択されます。頻脈を繰り返す・症状がある場合は、早めに循環器内科の受診を。日常生活では 規則正しい生活・ストレス管理・適度な運動、そして脈のモニタリングが効果的です。
「頻脈性不整脈」と関連する病気
「頻脈性不整脈」と関連する病気は9個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
循環器系
心房細動
心房粗動発作性上室頻拍
心室頻拍
心室細動
心筋症
弁膜症心不全脳梗塞(心原性脳塞栓症)
不整脈によって心機能の低下や脳梗塞など他の臓器への影響が起こることもあります。
「頻脈性不整脈」と関連する症状
「頻脈性不整脈」と関連している、似ている症状は4個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。
関連する症状
めまい失神
胸痛呼吸困難
この記事が 頻脈性不整脈への理解と気づきを促し、適切な対処につながる一助となれば幸いです。
参考文献
最新ガイドラインに基づく循環器疾患 診療指針(2024-2025) 総合医学社
もう困らない救急・当直 日本医事新報社
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