まちに溶ける、モーニングの湯気

朝の布施は、静かだ。商店街のシャッターが開きはじめる頃、モアではもうモーニングが出ている。
トーストにゆで卵、季節のフルーツに、やさしいコーヒー。それが460円。少しの驚きと、たくさんの安心感。

お年寄りのグループ、常連のサラリーマン、そして今日が初めての誰か。「よう来てくれはったな」と声をかけるスタッフの言葉に、この店の居心地の正体がある気がする。
モアは、ずっと布施にあって、でも日々ちょっとずつ変わっていく。そういう場所が、まちに一軒あると、なんだか心がほどける。
喫茶モアという“いつもの場所”

特別なことは、なにもない。けれど、今日ここでジュースを飲んだことが、ふとした拍子に記憶としてよみがえる日がきっと来る。
買い物のついででもいい。散歩の途中でもいい。布施に来たら、まずモアに寄る。それが、ちょっとした習慣になったら嬉しい。
果物とソファと、布施の時間。喫茶モアは、これからもずっと、そういう場所であり続ける。
ライター紹介
SEKAI HOTEL Deep Osaka Experience(SEKAI HOTEL 大阪布施)
東大阪・布施商店街の空きテナントを客室にリノベーションし、近隣の飲食店や銭湯での”日常”を旅の一部として楽しむ「まちごとホテル」。観光地では味わえない、まちの日常の魅力を発信しています。
公式HP:https://www.sekaihotel.jp/area/fuse
Instagram:https://www.instagram.com/sekaihotel
