生成AI活用は危険!今こそ子どもの「思考習慣」を養うことが必要なワケ

生成AI活用は危険!今こそ子どもの「思考習慣」を養うことが必要なワケ

化粧品ブランド『マナラ』で知られるランクアップは、従業員約100名のうち8割が女性社員。その約半数がママ社員とあって、ママに優しい取り組みを多数実施中とのこと。社外向けにスクール型民間学童「クレイバーキッズ」の運営も手がけ、その特色は「思考習慣」を身につけられることなんだとか。その方法とは!?

思考習慣が重要なワケ

 ランクアップが小学生の子どもを持つ親を対象に行った『子どもの生成AI活用と将来に関する調査』の結果、我が子が今後生成AIを使うことに対して、6割の親が「メリットとデメリット両方感じる」と回答。デメリットと回答した理由は、「自分で考える力や思考力が低下しそうだから」が最多という結果になったそうです。

 我が子の思考習慣を幼少期から養うことに興味のある人も多いと思います。そこで、クレイバーキッズ外苑前校の学長である遠藤啓生さんに、思考習慣の大切さを伺いました。

「もともとクレイバーキッズを立ち上げたのは、『正解を当てにいく力』よりも『自分で考えを組み立て、発信する力』を育てる場が必要だと感じたからです。AIやテクノロジーが急速に進化し、常識も正解もすぐ変わる時代。だからこそ、子どもたちには『用意された正解に従う力』ではなく『未知に問いを立て学ぶ力』を育んで欲しいと願い、クレイバーキッズが独自に体系化した【40の思考習慣】を学びの中心に据えています。ここで育った思考力は、学問やスポーツ、芸術など、どんな分野にも挑戦する原動力となり、将来きっと子どもたちを支えてくれるはずです」

家庭で思考習慣を取り入れるには?

 遠藤さんに、家庭で我が子の思考習慣を育むポイントを教えていただきました。

「『結果』ではなく『考えたプロセス』を褒めることが大切です。行動に対して、まずはどう考えたのかを一緒にたどってみてください。例えば、お子さんが『ちょうちょの幼虫がイモムシなのはなぜ?』と聞いてきたら、『よく質問できたね』ではなく『どうして気になったの?』と聞いてみましょう。すると、その子なりの視点が返ってくるので、『その考え方すごいね!』とプロセスを認めてください。考え方を褒められた子どもは『もっと上手に考えたい』と思うようになります」

配信元: アサジョ

提供元

アサジョ

30~40歳代の女性をメインターゲットにした、大人女子を楽しむための情報サイト。 イケメン・ラブ・エイジングケア・芸能などのホンネの話を楽しめるニュースを毎日提供。