「大腸がんの予防・ヨーグルト」についてよくある質問
ここまで大腸がんの予防・ヨーグルトなどを紹介しました。ここでは「大腸がんの予防・ヨーグルト」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
ヨーグルトは大腸がん以外のがん予防をすることができるのでしょうか?
和田 蔵人 医師
ヨーグルトには乳酸菌という体に良い菌が含まれています。乳酸菌のうちLG21菌には、ピロリ菌を減らす効果があったり、ピロリ菌が胃粘膜に付着するのを防ぐ効果があると報告されています。ピロリ菌の感染は胃がんの危険因子です。このため、一部のヨーグルトではピロリ菌の感染を予防することにより胃がんを予防している可能性があります。しかし、ヨーグルトのみでは不十分であり定期的な検診が重要です。
編集部まとめ 大腸がんを予防するには、まず生活習慣の改善から
大腸がんを予防するために、生活習慣を見直すことはとても大切です。予防に有効であると言われている食材や生活習慣を取り入れ、大腸がんとならないように気をつけましょう。良い生活習慣を取り入れ、生活を過ごすことは大切ですが、それだけでは不十分です。特に、大腸がんは近年徐々に増加しており、現在では最も多いがんとなっています。普段から生活習慣や食べ物に気を付けるのと同時に、大腸がん検診を受け、早期発見するようにしましょう。

