
「いつもすっきりしていて、きれいな家」と聞いて、真っ先に思いつくのが整理収納のプロ・本多さおりさんのお宅かもしれません。そこで、2026 年こそ、きれいな家で過ごしたいみなさんのために、無理なく続けられる本多さんの掃除ルーティンをご紹介します。今回は朝の掃除です。

教えてくれたのは…
▷本多さおりさん
整理収納コンサルタント。家事がしやすい間取りや動線を考えてリノベーションした中古マンションで、夫、2人の小学生の息子と4人で暮らす。YouTubeチャンネル「暮らしがラクになる」(@kurashigarakuninaru)では、片づけのコツや掃除術なども公開中。
掃除は自然に習慣化してわざわざ時間をつくらない
「もともと掃除は嫌いではありませんが、”毎日掃除する”と決めてしまうと、できなかったときに罪悪感や劣等感を感じてしまい、掃除がつらくなってしまいます。だからなるべく”しっかりやらなきゃ”とは思わず、あえて掃除のルールや頻度は決めていません。天気がよくて気持ちがいいときや、汚れが気になったときなど、そのときの気分や何かのついでにちょこちょこやるだけなので、負担が少なく、自然に習慣化されていると思います」と本多さん。どんなときにどんな掃除をしているか、また掃除をラクにする工夫なども教えてもらいました。
【掃除をルーティン化するために大切なこと】
●いつもの行動の”ついで”にやる
●掃除がしやすい環境をつくる
●ルールを決め過ぎない
「ついで」できれいをキープする!本多さんの朝の掃除習慣
まずは本多さんの朝の動きの中で、ついでに掃除しているところをチェック!「すべてを毎日やるのではなく、気づいたときだけなのも、続けやすくするコツです」■【5時50分:起床】
トイレを使ったついでに便器まわりをアルコールで拭く
「大体起きてすぐトイレに行くので、そのついでに掃除することが多いですね。トイレットペーパーのホルダーに除菌アルコールスプレーを掛けているので、トイレットペーパーに吹きつけて便器まわりを拭く程度。トイレを出る前にサッとできるので、時間もかかりません」(本多さん)。便器内は週1回程度、ブラシできれいに。
除菌アルコールスプレーをスタンバイ

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トイレットペーパーに吹きつけて

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便座まわりをふきふき

洗顔のついでに洗面所まわりをきれいに
顔や手を洗ったときに使ったペーパータオルは、そのまま洗面ボウルや蛇口についた水しぶきと汚れをサッと拭いてから捨てるように。「水けが残っていると跡がつきやすいのでこまめに拭きます。洗面台と洗濯機のすき間にも除菌アルコールスプレーを置いておき、洗濯機や棚などの汚れが気になったとき、すぐに拭けるようにしています」
顔や手を拭いたペーパーを活用

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洗面ボウルの水けをとったり

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洗濯機や棚の上も

洗濯物を片づけるついでに床を掃除
洗濯機は夜に回し、乾燥まですんだ洗濯物を朝に畳むことが多いという本多さん。「洗面所や浴室が近い洗濯機まわりの床は、洗濯物から出たホコリや糸くず、髪の毛がよく落ちていて気になるので、フロアワイパーですぐ掃除します。フローリングはキッチンまで続いているので、その流れでキッチンの床まできれいにしちゃいます」
洗濯機横にフロアワイパーをスタンバイ

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そのままキッチンの床まできれいに

■【6時30分ごろ:朝食】
テーブルを厚手のウェットティッシュで拭く
朝ごはんの準備の際、テーブルの上を拭くのは、厚手のウェットティッシュで。「あえて厚手のものを選んでいるのは、テーブルを拭いたあとに、そのまま棚の上や床など、1枚であちこち拭けるからです。汚れの少ないところから始めるのが、1枚で拭き切るコツ。厚くて丈夫なので、一度洗って繰り返し使うことも」
キッチン近くにウェットティッシュをスタンバイ

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まずはテーブル上を拭いて

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そのまま1枚で棚の上や周りを拭いて


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最後には床も!

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整理収納のプロなら、さぞや毎日きっちり掃除をしているはず…と思ったら、まるで逆! 何かのついでにちゃちゃっと掃除するからこそ、無理なく長続きできるんですね。よく使うところにアルコーススプレーやウェットティッシュなどの掃除道具をスタンバイさせるのも、大事なコツですよ!
撮影/林 ひろし
文=高梨奈々

