土と釉薬、焼成によって表情をつくる萩焼

萩焼は、色や絵付けをほとんど用いず、土と釉薬、焼成によって表情をつくる焼き物。一見するとやさしく、やわらかな風合いだが、その奥には自然そのものが持つ強さがある。


今回のリサ猫は、縮れ模様が特徴の「かいらぎ」で仕上げている。萩焼の思想と、リサ・ラーソンの形が出会い、ここでしか生まれなかった一匹だ。
なお、「かいらぎ」とは、萩焼の代表的な表情のひとつ。釉薬が焼成時に縮れることで生まれる独特の凹凸が特徴で、土と炎の作用が強く現れるため、ひとつとして同じ景色にならない。茶碗をはじめ、茶の湯の世界で特に愛されてきた。


ぽってりとした立体感と、手に取ったときに伝わるやわらかなぬくもり。新作では、二種類の釉薬を重ね掛けすることで、猫の毛の「もこもこ」とした質感を表現している。
釉薬の掛かり方や濃度は一匹ずつわずかに異なり、その小さな違いが表情や雰囲気を大きく変えている。

「トンカチストア」では、萩焼「萩陶苑」のインタビューを掲載している。制作秘話やリサ猫への思いを知ることができる。
「にっぽんのリサ猫」シリーズ初となる萩焼の「小雪」を部屋に飾ってみてはいかが。
にっぽんのリサ猫特設サイト:https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/special/ll_lisacats
インタビュー記事:https://shop.tonkachi.co.jp/blogs/reading-matter/lisaneko_reading3
トンカチストア:https://shop.tonkachi.co.jp
(淺野 陽介)
