「胃がんの前兆と唇」についてよくある質問
ここまで胃がんの前兆と唇について紹介しました。ここでは「胃がんの前兆と唇」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
胃がんを発症すると一番多い症状について教えてください。
和田 蔵人 医師
胃がんは症状が出ないことが多いです。胃がんが進行しても、どの症状が最も多いかについてのはっきりとした報告はありません。しかし、みぞおちの辺りの痛みや食欲低下、吐き気などがみられることが比較的多いと考えられます。
また口唇炎や口角炎など唇の症状は、胃がんで特徴的とは言えません。しかし、胃の不調から唇の症状があらわれることもあるため、続くようであれば気をつけなければなりません。
しかし、これらの症状は胃炎や胃潰瘍などのほかの病気でもみられ、症状のみでは区別をすることができません。これらの症状が持続する場合には、早めに消化器内科を受診して相談をしましょう。
編集部まとめ唇の症状と胃の症状が続く場合には、消化器内科で相談をしよう。
口唇炎や口角炎が起こる場合、唇をなめる癖で起こることも多いです。そのため、唇の症状単独では、胃の病気と直接関連の無いことも多いです。しかし、みぞおちの痛みや嘔気、食欲低下など胃の症状を伴う場合には、胃の病気の可能性も考えられます。胃の不調によりビタミンやミネラルの吸収障害が起こることで唇の症状がみられることもあるからです。
胃がんは通常自覚症状がみられないことも多いです。しかし、この記事で挙げたような症状が持続し、特に胃の症状が一緒にみられる場合には、胃がんを含めた胃の病気の可能性も考え、消化器内科を受診すると良いでしょう。胃がんの早期発見のためにも、いつもと違う、ちょっとした不調に気が付くことも大切です。

