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佐野勇斗“笹野”の危険な単独行動の裏にあった思い 一方で松嶋菜々子“正子”の「目的」に感づく<おコメの女>

佐野勇斗“笹野”の危険な単独行動の裏にあった思い 一方で松嶋菜々子“正子”の「目的」に感づく<おコメの女>

第4話は、笹野(佐野勇斗)に焦点が当てられた
第4話は、笹野(佐野勇斗)に焦点が当てられた / (C)テレビ朝日

松嶋菜々子が主演を務めるドラマ「おコメの女-国税局資料調査課・雑国室-」(毎週木曜夜9:00-9:54、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第4話が1月29日に放送。東大卒のエリートである笹野(佐野勇斗)が暴走してしまう様子が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■松嶋菜々子演じる敏腕調査官が悪徳脱税者を成敗

同作は、テレビ朝日系列の連続ドラマ初主演となる松嶋が、“決して脱税を許さない”東京国税局の敏腕調査官・米田正子(よねだせいこ)を演じる社会派・痛快エンターテイメントドラマ。

東京国税局・資料調査課職員の圧倒的な情報収集能力と調査スキルは“マルサ”(国税局査察部)をしのぐと言われ、1人あたりが見つける隠し所得は年間数億円にものぼるという。脱税者を震え上がらせる、税務調査最後の砦(とりで)となるこの部署は、“料”の米偏を取って“コメ”と呼ばれている。そんなコメの中に新設されたドラマオリジナルの部署・複雑国税事案処理室、通称・ザッコクが今作の舞台となる。

正子が招集したザッコクのメンバーとして、東大卒の財務省のキャリアで数字のスペシャリスト・笹野耕一役で佐野勇斗、人心掌握術の天才でワークライフバランス重視の俵優香役で長濱ねる、強運だけが取り柄の古町豊作役で高橋克実、正子の元上司で和菓子好きの飯島作久子役で大地真央が出演。

■笹野は母が関わったフィッシング詐欺の案件を担当することに

今回は、現実世界での確定申告シーズンにタイムリーなテーマ。会社員をだまして所得税の不正還付を指南するフィッシング詐欺だ。

正子から単独調査を命じられた笹野は、だまされかけたという正子の友人が母・真由美(堀内敬子)だと知って驚く。笹野の両親は離婚し、母はその後に再婚したこともあり、笹野は自分から連絡を取るのは遠慮していたため、会うのも久しぶりだったのだ。

実態のない“副業”の赤字を組み込んで還付金を得られると助言されたという真由美。その案件は、すべてがネット上で行われており、“相手の顔”が見えないというものだった。詐欺グループは連絡先や相談料の振り込み口座を頻繁に変えており、追跡は困難。

笹野は、“見えざる敵”をあぶり出すため、真由美に協力を依頼してのオトリ作戦を提案する。冷静さを欠く笹野を危惧し、正子は調査の一時中断を言い渡す。

直後、外出しようとした笹野を呼び止めた優香も、「ムキになってもうまくいかないって。危険冒してまでやることじゃない」と忠告した。

■拉致された笹野のSOSを受け取るザッコクメンバー

ザッコクに入るまで、財務省キャリアということで忖度され重大な事案は任されなかったが、自分の立場を理解し、ひょうひょうとした人物を“演じて”きた笹野。そんな中で任された案件をあきらめられず、密かに動くことにする。だが、調査した1人、会社員の大崎(山崎樹範)から連絡を受け、改めて会うことにして待ち合わせしていると、拉致されてしまった。実は大崎こそ、詐欺グループの首謀者だった。

真由美から笹野が調査を続けていることを聞いた正子は、作久子たちに報告。ちょうどそのとき、笹野から古町のスマホに動画が届いた。わずかな手掛かりをもとに、正子たちは笹野がいる場所へと向かう。

駆け付けたザッコクメンバーに、詐欺で集めた金で購入した金塊をとがめられてもとぼける大崎。しかし、正子は「犯罪者が吠えるな」と立ち向かった。

スリリングな救出劇。笹野もただ拉致されたわけではなく、隙を見て、発見した金塊につけられているインゴットナンバーを古町に送り、詐欺の証拠になった。

事件後、真由美に会った笹野は、数字のスペシャリストとして仕事を選んだきっかけを明かした。「母さんが、褒めてくれるのがうれしかったんだよね。勉強、喜んでくれるのがうれしくて、ずっとがんばってたなって…。だから、いまの俺があるのは母さんのおかげ」。算数が得意だった小学生の笹野は、真由美が優しく褒めてくれることで、ますます力が備わっていったのだ。

笹野が抱えていた苦しみと葛藤、その胸のつかえがとれたときの柔らかな表情。その変化を佐野が丁寧に見せた。

■正子の「目的」がついに動き出す

「ザッコクに入ってからけっこう楽しいんだ」とも真由美に打ち明けた笹野。正子は友人の息子だからではなく、笹野自身の能力に期待して引き抜いたのだ。

その笹野はラストで、正子がザッコクを立ち上げた「目的」について、経済産業大臣の鷹羽宗一郎(千葉雄大)に関係しているのではないかと告げた。

それに「正さなきゃいけないことは、たくさんある」と答えた正子。第1話から縦軸として展開していたことが、いよいよ本格的に動いていきそうだ。第4話では、正子の父・田次(寺尾聰)に総一郎の秘書・灰島直哉(勝村政信)が接触。また、正子たちに“成敗”された大崎と過去につながっていた人物として、箱山(浅野和之)という大物の貫禄漂う新たなキャラクターも登場した。

SNSには「どんどんスケールアップしてて次回も楽しみ!」「米田パパの過去が気になる」との声も上がり、大きな敵に向かおうとしている正子から目が離せない。

◆文=ザテレビジョンドラマ部


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