
見上愛と上坂樹里がW主演を務める2026年度前期連続テレビ小説「風、薫る」(NHK総合ほか)の新たな出演者が発表された。第6弾の出演者発表で明らかになった生田絵梨花ら、新たに発表された出演者総勢7人ならびに、語りを務める研ナオコらがコメントを寄せた。
■激動の時代を生きた二人のナースの“バディ”作品
連続テレビ小説114作目となる同作は、看護師という職業の確立に大きく貢献した実在する二人の人物をモチーフに描く、看護の世界に飛び込んだちょっと型破りな二人のナースの冒険物語。
明治時代、西洋から伝わった看護学を学ぶ人々は“トレインドナース(正規に訓練された看護師)”と呼ばれ、医療看護の世界に新風を起こした。同じ看護婦養成所を卒業した一ノ瀬りん(見上)と大家直美(上坂)の二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長し、やがて“最強のバディ”となって世界を切り拓いていく姿を描く。
脚本は「広重ぶるう」(NHK BSP4Kほか)、「初めて恋をした日に読む話」(TBS系)などを執筆した吉澤智子が担当する。
■二人の主人公が通う看護婦養成所で出会う人々が決定
この度出演が発表されたのは、りんと直美が通う梅岡看護婦養成所の同窓生と先生を演じるキャスト陣。
江戸時代には奥医師をしていた家に生まれ、優等生気質で意識が高い玉田多江役で生田絵梨花、同窓生の中で最年長の泉喜代役で菊池亜希子、ナイチンゲールに憧れて看護婦養成所に転入した東雲ゆき役で中井友望が出演。
また、大店の呉服屋の四女でナース服に憧れて養成所に入った柳田しのぶ役を木越明、家族を亡くした経験をきっかけに看護婦養成所へ進んだムードメーカー・工藤トメ役を原嶋凛が演じる。
さらに、養成所の舎監兼通訳・松井エイ役で玄理、女学校の校長と養成所長を兼任する梶原敏子役で伊勢志摩が出演することが決まった。
なお、生田、菊池、中井、木越、原嶋は、連続テレビ小説初出演となる。
■生田絵梨花のコメント
いつか“朝ドラ”に出演させていただきたいと、長年心の中で強く願っておりました。今回「風、薫る」に出演させていただけること、大変うれしく、身が引き締まります。
見上さん、上坂さんをはじめとする共演者の皆さん、そしてスタッフの皆さんがこの作品に注ぐ情熱や愛情を間近に感じ、心に新鮮な風が吹き込む毎日です。私もこの作品の一員として、精いっぱい努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
■菊池亜希子のコメント
初めての“朝ドラ”への出演、とてもうれしく眩しい気持ちです。この年齢で学生役を演じることに戸惑いもありましたが、これは私が演じる喜代の気持ちそのものだなと思いました。年齢にとらわれず挑戦する勇気と喜びを、私自身が喜代から貰っています。可愛く愛おしい学友たちとの日々、大切に演じたいです。

■中井友望のコメント
この度 「風、薫る」に参加できること、ほんとうにうれしい気持ちでいっぱいです。私が演じる東雲ゆきは、ナイチンゲールに強い憧れを持つ女の子です。オタク的な少し痛い一面もありながら、それ故の純粋さを持って自分の志を大切にできる女の子だと感じています。ゆきの人生の中で看護という道がどのように開かれてゆくのか、しっかりと身をもって体感したいなと思っています。看護学校1期生のみなさんと、お芝居をしながら学びゆく日々が楽しみです。

■木越明のコメント
しのぶは、全然忍びません。スタッフさんに明治のギャルと言われ、ナルホドと膝を打ちました。社会が言う“幸せ”よりも、胸のワクワクに従って、看護学校に入学し、心の風向きで人生を進めてゆく、明るいたくましさを持った女性だと思います。向かい風も、追い風も、すべて吸い込んで進んでゆく!作品に関わる素晴らしい皆さまと一緒に、そんなエネルギーを届けられたら、とてもうれしいです。頑張ります。皆さまの毎日にいい風が吹きますように!

■原嶋凛のコメント
この度、「風、薫る」に出演させていただくことになり、胸がいっぱいになるほどうれしく、同時に
大きな光栄を感じています。“朝ドラ”は、幼いころから家族と一緒に見てきた、私にとってずっと憧れてきた場所でした。「工藤トメ」は、マイペースでありながら周囲にやさしい風を運ぶ、芯の強い女の子です。迷いや戸惑いも含めて一つひとつ丁寧に向き合いながら、彼女のまっすぐな気持ちを大切に演じていきたいと思っています。朝の時間にそっと寄り添える存在になれるよう、精いっぱい作品に向き合っていきます。

■玄理のコメント
梅岡女学校の英語教師兼、寮の舎監として看護学校の生徒たちを見守る松井エイを演じます。松井先生は看護の知識はゼロですが、日々看護学校の生徒たちと時間を過ごす中で自身が信じるキリスト教の精神との繋がりを見いだし、当時まだとても珍しかった働く女性として共に世の中に静かに挑んでいく姿に私も感銘を受けています。
このドラマの登場人物全員が歴史に名を残す人々ではないにしても、松井先生のような女性がどこかに存在していたからこそ今日好きなことを仕事にできる私たちがあるんだということもまた実感しています。丁寧に大事に演じていきたいです。

■伊勢志摩のコメント
「風、薫る」なんて“朝ドラ”らしいタイトルでしょう。清々しく、気持ちが良い。4月から始まるドラマに最適ですよね。「薫る」は良い香りがすること、から「人を感化すること」という意味だそうです。主人公2人が看護師として周りに影響していく物語ですしね。梶原敏子は彼女たちの学校の校長です。生徒たちとの関わりの中で変化を与え、また与えられる存在なのでしょう。直接指導する教師ではありませんが、大きく見守っている様子が表現できたらと思っています。

■研ナオコのコメント
真風(まじ)役として出演するだけでも驚いたのですが、今回「語り」という大役を担うことになりま
した。デビューして55年、新しいことに挑戦できるという機会をいただきまして、大変光栄なことと思っています。
子どものころから見ていた“朝ドラ”(連続テレビ小説)の出演と語り、初めてで慣れないこともありますが、とっても楽しみでもあるので、私らしく精いっぱい努めさせていただきます。激動の時代を生き抜いた女性「りん」と「直美」の人生を視聴者の皆さんと一緒に見守っていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。
■音楽・野見祐二氏のコメント
僕はフローレンス・ナイチンゲールを、どエライ偉人中の偉人だと常々思っております。また、大山捨松の伝記を読んで、この人に非常に興味を持っています。そこへこの仕事の依頼を受けたので、最初から興味津々で臨んでおります。明治初期から始まるお話の時代設定も興味津々です。まだブラームスがバリバリやっていた時代なんだから。
今回はとりあえずブラームス時代のサウンド・パレットでやり出してます。音楽で爽やかな風を起こせるようにしたい!

■制作統括・松園武大チーフ・プロデューサーのコメント
りんと直美が飛び込む、黎明(れいめい)期の看護の世界で共に学ぶ同窓生と見守る先生たち。それぞれに事情を抱え、看護への思いを抱き、梅岡看護婦養成所に集います。このステキなキャストのみなさんによって現場で生み出されるグルーブに、スタジオ全体が明るい笑いと感動にわく熱い日々を送っています。
語りは、既に真風(まじ)役として発表している研ナオコさんです。研さんならではの味わいあるチャーミングな語りに乗せて、「風、薫る」をみなさまのもとへお届けします。音楽を担当していただく野見祐二さんの楽曲は、根っこに“優しいまなざし”があります。ノスタルジックで温かく、大らかさの中に内在するちょっぴりの切なさや繊細さ。そんな野見さんの楽曲がこのドラマに新たな風を吹き込んでくれています。
さて、いよいよ放送開始まで2か月となりました。春の訪れと共にみなさまに「風、薫る」をお届け
できる日を楽しみにしております。どうか温かく見守ってください。

