早く帰りたいのに!
普段、私は定時になったら帰っていたので、「定時だけど帰らないの? 明日にしてそろそろ帰ったら?」と上司に声をかけられました。しかし、私は「今日どうしても終わらせたい仕事があるので!」と必死にウソをついて乗り切りました。
そして結局、上司が席を立ったのは、定時から1時間後……。急いで椅子に付いた経血をウェットティッシュで拭き取ってきれいにし、カーディガンを腰に巻いて帰宅しました。生理特有の体のだるさもあり、自宅へ帰るころにはヘトヘトになっていました。
男性が近くにいる中での経血漏れを経験し、たとえ仕事が忙しくても、こまめにナプキンを替えることの大切さを実感しました。また、男性に生理のことを打ち明けるのは恥ずかしさがありますが、生理で体調が悪いときに対応してもらえるよう、伝えておくのも1つの手かなと思った経験でした。
著者:雨宮優佳/20代・会社員
イラスト:マメ美
監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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