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「脳出血の治療法」はご存知ですか?集中治療室に入る期間も医師が徹底解説!

「脳出血の治療法」はご存知ですか?集中治療室に入る期間も医師が徹底解説!

脳出血を予防する方法

脳出血を予防するには、生活習慣を改善することが重要です。
すでに高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病にかかっている方は、その病状を悪化させないことが大切ですし、病気にかかっていない方でも、生活習慣病にならないような生活を送るように心がけることが予防につながります。

血圧管理

脳出血の主な原因は高血圧と言われています。定期的に血圧を測り、高血圧と診断された場合は医師の指示に従って適切な治療(食事療法、運動療法、薬物療法)を行いましょう。 普段の食生活では、塩分摂取量を控えめにすること(1日6g未満が推奨)、カリウムやカルシウム、マグネシウムを多く含む食品(野菜、果物、乳製品など)を積極的に摂ることが勧められます。 また、肥満の方は減量に努めること、適度な運動を習慣にすること、過度の飲酒を避けること、禁煙することも高血圧にならないために重要なので、注意するようにしましょう。

生活習慣病のコントロール

高血圧以外にも糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病の適切なコントロールも大事です。
治療の基本は食事療法や運動療法であり、それでも検査値の異常が継続する場合には薬物療法が必要です。

定期的な健康診断

定期的な健康診断を受け、血圧、血糖値、脂質などをチェックし、異常があれば早期に適切な対策を講じましょう。

「脳出血の治療」についてよくある質問

ここまで脳出血の治療などを紹介しました。ここでは「脳出血の治療」についてよくある質問に、Medical DOC監修医がお答えします。

脳出血はどれくらいで治るのでしょうか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

脳出血後の回復期間は、出血した場所や大きさ、重症度によって大きく異なります。急性期の治療後、数週間から数ヶ月で症状が落ち着いてくることが多いのですが、麻痺や言葉の障害などの後遺症が残る場合もあります。リハビリテーションを続けることで、徐々に機能が回復することもあります。完全に元の状態に戻るまでの期間は人それぞれで、数年かけて改善していく方もいらっしゃいます。

脳出血は完治するのでしょうか?

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

脳出血後の「完治」という言葉の捉え方は難しいのですが、後遺症が全く残らず、元の生活に完全に戻れる方もいらっしゃいます。しかし、多くの場合、何らかの麻痺や言葉の障害、高次脳機能障害(記憶力や判断力などの障害)などの後遺症が残ることがあります。治療やリハビリテーションの目標は、残された機能を最大限に活かし、日常生活を送れるようにすることです。再び出血するのを防ぐことも非常に重要になります。

まとめ

脳出血は、命に関わる深刻な病気であり、後遺症が残る可能性もあります。しかし、早く見つけて適切な治療をすることで、その影響を最小限に抑えることができます。

特に急性期においては、一刻も早く医療機関を受診することが重要です。激しい頭痛、麻痺、言葉の障害などの症状が現れた場合は、迷わず救急車を呼びましょう。
脳出血の最大の原因は高血圧をはじめとする生活習慣病です。日頃から血圧管理をしっかり行い、禁煙、節酒、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけることが、最も効果的な予防策となります。定期的な健康診断も忘れずに受診し、早期発見・早期治療につなげましょう。

「脳出血」と関連する病気

「脳出血」と関連する病気は7個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

脳神経外科の病気

硬膜動静脈瘻

脳動静脈奇形

脳腫瘍

海綿状血管腫

もやもや病椎骨動脈解離脳動脈瘤

脳出血の原因のほとんどは高血圧です。脳出血は前兆なく発症してしまう病気であるため、日頃から高血圧を中心に生活習慣病を予防することが重要です。健康診断などで異常を指摘されたら一度医療機関で相談することをおすすめいたします。

「脳出血」と関連する症状

「脳出血」と関連している、似ている症状は8個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからMedical DOCの解説記事をご覧ください。

関連する症状

意識が悪い

頭痛

めまい

舌のもつれ

手足のしびれ

顔の半分が動かなくなる

吐き気

突然視野が欠けるなどの視力障害が生じる

上記のような症状が急に出現した際には、脳卒中が疑われます。早急に医療機関を受診するようにしてください。

参考文献

日本高血圧学会. 高血圧治療ガイドライン2019.

日本脳卒中学会. 脳卒中治療ガイドライン2021.

日本糖尿病学会. 糖尿病治療ガイド2024.

動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022.

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配信元: Medical DOC

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