犬も「ヤキモチ」を焼くって本当?

「うちの子、なんだか嫉妬しているみたい」と感じたことはありませんか。実は、近年の研究によって、犬も人間と同じように「ヤキモチ」を焼くことが科学的に証明されています。
犬は群れで生活する動物なので、大好きな飼い主の愛情が自分以外に向くと、不安や不満を感じてしまうのです。
例えば、新しいペットを迎えた時や、家に赤ちゃんが生まれた時、あるいは飼い主がスマホに夢中になっている時などに嫉妬しやすくなります。「自分だけを見てほしい」という純粋な愛情の裏返しといえるでしょう。
これって嫉妬?見極めるための5つのサイン

間に割り込んでくる
飼い主が他の犬をなでたり、家族と楽しそうに話したりしている時に、その間にグイグイと割り込んでくる行動は、代表的なヤキモチのサインです。これは「自分を差し置いて他の対象と仲良くしないで」という心理から、物理的に距離を引き離そうとしています。
また、座っている飼い主の膝の上に無理やり乗ってくるのも、自分を一番に優先してほしいという強いアピールのひとつです。
吠える・鼻を鳴らす
自分以外のものに注目が集まっている時、わざと大きな声で吠えたり、「クーン」と鼻を鳴らして甘えたりすることがあります。これは「こっちを見て!」という注意を引くための行動です。
静かにしていたのに、飼い主が電話を始めた途端に騒ぎ出すような場合は、自分への関心が薄れたと感じて寂しがっている可能性が高いでしょう。無視をするとエスカレートすることもあるため、犬の心理を理解してあげることが大切です。
わざといたずらをする
普段は良い子なのに、飼い主が忙しくしている時に限ってスリッパを振り回したり、ゴミ箱を荒らしたりすることがあります。これは「困らせてでも自分に注目させたい」という心理が働いているのです。
たとえ「ダメでしょ!」と叱られたとしても、犬にとっては「飼い主が自分に関わってくれた」という報酬になってしまうことがあります。いたずらを叱るだけでなく、寂しい思いをさせていないか振り返ってみましょう。
体を舐めてくる・すり寄る
飼い主の顔や手をしつこく舐めてきたり、体をピタリと押し付けてきたりする行動も嫉妬のあらわれです。これは「あなたは私のもの」という独占欲や、自分をアピールして安心したいという気持ちからくるものだと考えられます。
特に他の犬の匂いがついている時に激しく舐めてくる場合は、その匂いを自分の匂いで上書きして消そうとしていることも。健気な愛情表現ですが、少し不安を感じているサインでもあります。
じっと見つめてくる
少し離れた場所から、不満そうな顔でじっとこちらを観察していることはありませんか。激しいアピールはしなくても、視線で「どうして構ってくれないの?」と訴えかけているパターンです。
犬は言葉が話せない分、表情や視線で多くの感情を伝えます。悲しそうな目で見つめてきたり、わざとらしくため息をついたりする場合は、心が満たされていないサインかもしれません。早めに声をかけて安心させてあげましょう。

