●ネットカフェの個室に入るまでの経緯
被告人は「どこで(性的行為)をしますか?」と場所を尋ね、女性がネットカフェを指定した。最初に向かった店では、被告人が身分証を所持しておらず、入店できなかった。
その後、被告人は(1)今日はやめる(2)身分証を取りに自分の最寄駅まで一緒に行く(3)ホテルに行く──という3つの選択肢を提示し、女性は「最寄駅まで行く」を選んだという。
2人は被告人宅の最寄駅まで移動し、駅前でアイスを食べた後、被告人は身分証を取りに自宅に戻った。その後、再び女性が「ネットカフェ」を指定し、2人は同じ個室のフラットスペースに入った。
被告人は「約束したことを女性は諦めていない。私はそういう任務をまっとうする気になった」と述べ、女性が性的行為に承諾していると思ったと主張した。
一方、女性側は「別々の個室に入ると思った」としている。
●個室内で何が起きたのか
個室内では、女性が好きなアニメや猫の動画を見ていたという。その後の出来事について、双方の主張は大きく食い違う。
被告人は「女性の靴下を脱がして足を触った。女性は何も言わずに足を引き、靴下を履いた。胸を揉んだことはない」と説明した。
女性がバッグを持って部屋を出た際も「トイレに行くと思った」としつつ、「靴を履いていたので、(性的なことを)やめたいと思っていることがわかった。想像していたことと体験したことが違っていたのではないか」と推測した。
一方、女性は「靴下を脱がされ、匂いを嗅いでいました。その後、直接胸を揉まれました。抵抗しましたが、このままではセックスされてしまいそうだったため、一人で退室しました」と証言した。

