
イタリアの一般的な住宅で使用されている暖房は、壁に固定されているTermosifone(テルモジフォーネ)=ラジエーターです。
アルミやスチール製が多く、縦長型。浴室を含む室内の各部屋に設置されています。
ガス式ボイラーで温められたお湯が配水を通って各部屋に循環し、ラジエーターから熱を放出するシステムです。
操作盤で暖房の温度設定や時間帯設定なども可能。
エアコンのように風が出るわけではないため空気が乾燥しにくく、肌や喉に優しいメリットがある一方、即暖性は低く、スイッチを切ってしまうと、なかなか暖まらないのが難点です。
筆者宅では温度設定をしているため、自動でテルモジフォーネが動きます。
冬の気温が低いイタリア北部の住宅では床暖房にしている家庭も多く、新しく建設されている住宅でも初めから床暖房にしているケースが増えているそう。
テルモジフォーネがない分、壁やインテリアの有効面積が増え、見た目もすっきりするので床暖房ニーズは増えています。

