音喜多あいかは独立を夢見ながらエステサロンに勤める1児のママ。息子のはるとくんは保育園に通っていますが、保育時間の規定を超えて子どもを預け、休日保育の利用も頻繁。発熱した息子のお迎えにも面倒そうな態度を見せ、ついには解熱から24時間は登園を控えるという感染症対策のルールを破ろうとする始末です。
その裏にあったのは誰にも頼れない孤独感。はるとくんが誕生する前、仕事に邁進するあいかは職場の店長候補に挙がっていることを知りますが、直後に妊娠が判明。夫の「できることは全部やる」という言葉を信じて出産を決めたものの夫は仕事に追われ、ワンオペ育児の毎日が始まります。睡眠時間も食事の時間も満足にとれず、憔悴したあいかは同僚たちの姿を思い浮かべては職場復帰への不安が募り……?
わが子への愛情と仕事復帰への焦りに心が揺れながらも出産から5カ月が経ち、はるとくんは保育園に入園。
あいかは再び仕事に邁進できる喜びを噛みしめ、ついに初登園の日を迎えます。
息子が0歳児クラスに入園、はじめの慣らし保育を経て…?



















仕事に追われ、育児にも疲れきったあいかにも無関心な夫や早期の職場復帰を好ましく思わない義両親の一方、保育園の先生は「音喜多さん、今日から職場復帰ですよね? 頑張ってくださいね」——。
その言葉に励まされ、あいかは笑みをこぼすのでした。
あいかにかけられた「頑張ってくださいね」のように、保育士さんの何気ない一言に心が温まったり、背中を押されたりした人もいるのではないでしょうか? そして、さすがは保育のプロ。子どもへの対応はもちろん、ギャン泣きするわが子に戸惑うママへの対応も「うちでは飲まない哺乳びんも園では……」という言葉への返答もスマート! 改めて感心してしまいますよね。
子どもが発熱するたびにかかってくるお迎え要請の電話だったり、保護者会の役員決めだったり……。それが保護者の務めだとわかってはいても、いっぱいいっぱいの状況では保育園とのやり取りに疲れを感じるときもあるかもしれません。そんなときは初めて子どもを保育園に登園させた当時を振り返り、あいかが感じたように「私のことを応援して、サポートしてくれる人がいる!」という感動を思い出してみるといいかもしれませんね。
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著者:マンガ家・イラストレーター まえだ永吉

