猫の命を脅かす『膵炎』とは?急性と慢性の違いから、治療・予防法まで徹底解説

猫の命を脅かす『膵炎』とは?急性と慢性の違いから、治療・予防法まで徹底解説

︎検査法

血液検査

軽い胃腸炎のような症状が続いており、消化器症状に対する薬を飲んでも改善しない場合、膵炎を疑って血液検査をする必要があります。

膵炎の検査はSpec fPL(猫膵特異的リパーゼ)という血液検査の項目を測定する事で値が基準値より高いと、膵炎だと確定診断する事ができます。この検査項目は一般的な血液検査には含まれておらず、動物病院で行われた一般的な血液検査が正常だから膵炎でないとは言えません。

飼い猫が膵炎かもしれないと思った飼い主さんは、膵炎の検査をしてほしいと獣医師に伝えましょう。

︎治療法

猫と薬

急性膵炎の場合では、急激な症状の悪化が見られるため、静脈から点滴を流し、食事が摂れない場合には、鼻カテーテルや食道チューブから強制的に食事を与えるなど、入院での治療が必要となります。

慢性膵炎の場合は、全く食事が摂れなくなるという事は少ないため、基本的には自宅での管理となります。

膵臓に炎症を起こす原因となっているタンパク分解酵素が、膵臓に働かないようにするための阻害薬を内服します。また、吐き気止めや痛み止めなど症状に合わせた注射薬や内服薬で治療する事が多いです。

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