ついに離婚へ
久弥さんがまた不倫相手に振られて、寂しくなってすり寄ってきたに違いないと感じた響子さん。気がついたら「はぁ? 私と鈴香をさんざん裏切っておいて? 私がお前の味方なわけないだろ! 離婚します」と言い放っていたそう。「『鈴香も離婚に賛成してくれている』と伝えたら相当ショックを受けたようで、呆然としたまま震えていました。だったら鈴香に愛されるような行動をとるべきで、自業自得だとしか思えませんでしたね。そして久弥はうなだれたまま家を出て行き別居生活が始まり、その後離婚の話し合いに入ることができたんですよ」
響子さんは、気落ちしている久弥さんに思いっきり離婚という“ビンタ”を決めた瞬間、長年のモヤモヤがスーッと消えて心が晴れ渡るような気持ちになれたことが忘れられません。
「本当に気が済むってこういうことをいうんだなと思いました。今では無事に離婚も成立して、鈴香と楽しく暮らしています。仕事も順調で毎日がとても充実していますね」と微笑む響子さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

