友達の好きな人は「もうしんでいる」…軽い気持ちで始めた“こっくりさん”が招いた最悪の結末【作者に聞く】

友達の好きな人は「もうしんでいる」…軽い気持ちで始めた“こっくりさん”が招いた最悪の結末【作者に聞く】

「◯◯ちゃんの好きな人は?」とこっくりさんに尋ねてみると、恐ろしすぎる答えが返ってきた…。
「◯◯ちゃんの好きな人は?」とこっくりさんに尋ねてみると、恐ろしすぎる答えが返ってきた…。 / 画像提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)

暑い夏の到来に合わせ、ウォーカープラスでは背筋が冷えるホラー漫画を特集している。今回紹介するのは、しろやぎ秋吾さん(@siroyagishugo)による短編ホラー「こっくりさん」だ。軽い遊びの延長で始めたはずの儀式が、取り返しのつかない恐怖へと変わっていく——。

■不吉すぎる回答が突き刺さる…フォロワーの体験談をもとにした恐怖
フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」01
フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」01 / 画像提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)

フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」02
フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」02 / 画像提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)

フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」03
フォロワーさんの本当にあった怖い話「こっくりさん」03 / 画像提供:しろやぎ秋吾(@siroyagishugo)

しろやぎ秋吾さんは、ブログやSNSに寄せられた体験談を漫画化して発表してきた作家だ。とくにホラー系の体験談は人気が高く、「フォロワーさんの本当にあった怖い話」(双葉社)として書籍化もされている。「こっくりさん」は、そのシリーズの一篇として描かれた作品である。

■「おかえりください」が通じない…こっくりさんの異様な空気
物語のもとになった体験談では、投稿者の女性が小学生時代、友人たちとこっくりさんをすることになる。もともと乗り気ではなかった彼女は、早々に「おかえりください」と終わらせようとするが、返ってきた答えは「いいえ」。その時点ですでに、場の空気は異様なものへと変わっていく。

さらに、友人の意中の相手について質問すると、「もうしんでいる」という不気味な回答が示される。遊び半分で始めたはずのこっくりさんが、笑って済ませられない恐怖を露わにする瞬間だ。

■“見えた気がした”怖さをどう描くか、しろやぎさんのこだわり
しろやぎさんは、体験談を描く際、「その人がどんなことを考え、どんなふうに怖さを感じたのか」を想像することを大切にしているという。実際の体験談は、霊の正体や明確な根拠が示されないことが多く、「見えた気がした」「何かを感じた気がした」という曖昧さを含んでいる。その曖昧さこそが、プロの怪談師による完成された怪談とは異なる、“身近さ”につながっていると感じているそうだ。

■「怖い絵を描かずに、怖がらせる」ために
しろやぎさんは、ホラー以外にもさまざまなジャンルの体験談漫画を手がけているが、「怖い話」においては体験談選びをとくに重視しているという。また、あえて過剰に怖い絵を描かず、読者の想像力を刺激することで恐怖を生み出す点も、大きなこだわりのひとつだ。だからこそ「こっくりさん」は、派手な演出ではなく、じわじわと忍び寄る不安によって読者の背筋を冷やす。読後には、「遊びでもやるもんじゃない」という感想が自然と口をついて出てしまうはずだ。

取材協力:しろやぎ秋吾

※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
配信元: Walkerplus

提供元

プロフィール画像

Walkerplus

ウォーカープラスは日本最大級の‟トレンド&おでかけ”情報サイト。全国の注目スポット&最新イベント情報に加え、エンタメ・ビジネス・ライフスタイルなどウォーカー編集部が発信するオリジナルニュース、花見や花火といった季節に応じた大型特集を展開し、「トレンド好き、おでかけ好き」ユーザーの「知りたい・行きたい」をかなえるメディアです。