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療養介護とは?対象者やサービス内容、入院との違いを解説します

療養介護とは?対象者やサービス内容、入院との違いを解説します

療養介護で受けられるサービス内容

療養介護で受けられるサービス内容

介護サービスと医療サービス、生活の支援の3つの視点で受けられる内容を具体的に確認します。

介護サービス

療養介護の介護サービスは、医師の医学的管理の下で行われる点が特徴です。食事、排泄、清潔保持、更衣、体位変換など、日常生活の介助が中心になりますが、医療的ケアが関わることで手技や観察がより丁寧に求められます。

例えば、呼吸状態や痰の状況、誤嚥のリスク、褥瘡の兆候などを踏まえながら介助が行われます。

介助は単に手を貸すことではなく、状態悪化を防ぎ、生活を継続するための支援として行われます。ご家族が在宅で担っていたケアの一部が専門職に移ることで、介護の緊張が軽くなる場合があります。

医療サービス

療養介護は病院で行われるため、診察や処方、検査、看護、医療的ケアの実施など、医療の枠組みのなかで必要な対応が行われます。

人工呼吸器の管理、気管切開の処置、吸引、酸素療法、栄養管理などが必要な方は、日常のケアと医療の管理が切り離せないため、病院で一体的に支援を受けられることが療養介護の大きな特徴です。

医療的ケアは、状態により必要な項目と頻度が大きく変わります。ご家族としては、何がどのくらい必要かを正確に共有し、支援計画や看護計画に反映してもらうことが重要です。

生活の支援

療養介護では、日常生活上の世話がサービス内容に含まれます。清潔保持や衣類の管理、睡眠環境の調整、排泄パターンに合わせた援助、生活リズムの調整など、医療的ケアと並行して生活を整える支援が行われます。

また、療養介護の提供にあたっては、利用する方の心身の状況や環境、ほかの保健医療サービスや福祉サービスの利用状況の把握に努めることが求められます。病院内で完結するのではなく、ご家族や地域とのつながりを重視した運営や連携も求められるため、退院や移行の可能性がある場合でも相談しやすい枠組みになっています。

療養介護と入院の違い

療養介護と入院の違い

入院は医療保険制度の枠組みで、治療や検査、看護など医療提供を中心に行われます。一方、療養介護は障害福祉サービスの枠組みで、病院で医療の管理を受けながら、介護や生活の支援も含めて提供されます。つまり、場所が同じ病院であっても、制度の根拠と手続き、費用の考え方が異なります。

ご家族が混乱しやすいのは、見た目としては病院にいるという点が共通しているからです。しかし、療養介護は市区町村が支給決定を行い、受給者証に基づいてサービスを利用する仕組みです。医師が必要だと言っても自動的に療養介護になるわけではなく、市区町村の手続きが必要になります。

医療の必要性は主治医が判断し、入院が必要な状態かどうかの説明が行われます。一方、療養介護の利用は、市区町村が支給決定を行い、受給者証に基づいていて利用する形になります。現場では病院側の提案と市区町村側の手続きが同時に進むことがあり、ご家族がどちらが決定権を持つのかわからなくなる場合があります。

手続きの節目としては、市区町村の支給決定と受給者証の交付が大きな区切りになります。医療と福祉の両方の説明を受け、書類の流れを確認しながら進めることが重要です。

配信元: Medical DOC

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