■長女と公園で長時間遊び続けるのもへっちゃら!
―― 育休中の生活について教えてください。どんな毎日を過ごしていましたか?
竹村さん 毎朝6時に起きて家事を済ませ、8時に子どもたちが起きたら朝食と着替え。そこからは当時2〜3歳だった長女と二人で公園や児童館へ出かけるのが日課でした。 妻は生まれたばかりの次女のお世話があるので、自分は「長女担当」として、午前中は基本的に外に出て遊んでいましたね。
―― 2〜3歳のお子さんと毎日外遊び……! 正直、大人がずっと付き合うのは体力気力ともに大変ではありませんか?
竹村さん 自分は苦にならなかったです。長いと4〜5時間ぶっ通しで遊ぶこともありました。
―― 4〜5時間ですか!? 例えば公園で何を……?
竹村さん ブランコを押したり、滑り台を滑ったり、ただそれだけ。でも、 家に帰っても家で遊ぶだけなので、外にいても一緒でした(笑)。
―― お子さんへの「付き添い力」が素晴らしいです。そんな竹村さんでも育休中は「これに苦労したな」「大変だったな」と思うことはありますか?
竹村さん 育休中はほとんどの家事・育児を自分が担当していましたが、実はそんなに苦労した覚えはないんです。次女は早くからまとめて寝てくれる子でしたし、お風呂も基本私が一人で二人を入れて、着替えもさせていましたが、洗ったあとに保湿までできるように乳液をお風呂場に置いておき、下着や服は全部脱衣所の手の届くところに置いておくなど、仕組み化していたので、スムーズにできました。

「次女は本当にしっかり寝てくれる子でしたが、それはモロー反射を抑えてくれるスワドルのおかげもあったかもしれません」(竹村さん)
■幼稚園選びで大切にしたのは教育方針よりも先生たちの雰囲気
――公園の話もお風呂の話も、慣れないことで苦労と感じることもあり得ると思うのですが、竹村さん自身はそれを当たり前のこととして受け止めていたのですね。
竹村さん 娘が2人とも本当にいい子だったからだと思います。強いて大変だったことをあげるとするなら、育休中に長女の保育園や幼稚園を見て回ったのですが、情報も手探りで、一つ一つ電話をして見学や説明会に行ってを繰り返したのは、大変でしたね。
――園選びも竹村さんが主導されていたんですね。見学ではどのようなことを重点的に見ていましたか?
竹村さん 園の教育方針よりも、実際に働いている先生方の様子を参考にしていました。園長先生を中心に、先生同士のコミュニケーション・言葉使い・表情を見て、働いている人の環境がどういったものなのか、安心して預けられるかを判断基準としていましたね。
今、娘が通っている幼稚園の決め手となったのは、園長先生の雰囲気が良かったから。現場の先生方には厳しいことを言うときもあるようですが、子どものことを第一に考えていて、子どもにはこうしてあげたいという思いの強い人なんです。そういった様子を見て、いい組織だなと感じ、この人たちだったら、娘を任せてもいいんじゃないのかなと思いました。
―― 素敵な園と巡り会えて良かったですね。ほかにも印象に残る育児エピソードはありますか?
竹村さん これは育休が終わってからの話なんですが、長女のトイレトレーニングが初めて成功した瞬間はすごく印象に残っています。長女が3歳になり、幼稚園入園を控えたタイミングで「そろそろおむつを外そうか」と始めました。最初は「本当にできるのかな?」と半信半疑だったんです。
でもある日、「トイレでおしっこしてみようか」と誘って、便座に座らせてみたら、初めてなのに成功して、驚きました。 娘が自分の力でやり遂げた瞬間に立ち会うことができ、「この子も大きくなったなあ」としみじみ感動しましたね。

「一番最近の写真です。次女も髪が伸びて、長女とそっくりに!」(竹村さん)
