親友からメッセージが
「あんなこと言って電話ガチャ切りして、もう、沙織とは会えないな…」
ぼんやりとスマホ画面を眺める。沙織との連絡が途絶えて、もう1か月が経った。毎週のようにやり取りしていたメッセージ画面は更新されなくなり、友人関係の終わりを実感した。
沙織と比べられるのはつらかったけど、沙織のことが嫌いだったわけじゃない。でも、沙織の顔を見るだけで卑屈な気持ちになってしまっていたことも事実だった。
そんなことをぐるぐると考えていると、突然、動かないはずの画面が更新された。たった今、沙織がメッセージを送ってきてくれたのだ。
「え?」
画面を開いていたせいで、すぐに既読がついてしまう。表示されたメッセージを見て、私は驚きを隠せなかった―――。
あとがき:環境が作った歪な友人への「羨望」
自分を下げ、卑屈な発言を続けていた望の「裏側」…そこには、長年積もり積もった「周りからの評価」というものが深く関連していたようです。
自己肯定感というものは、周りからの言葉かけや愛情によって大きく動きます。彼女にとって不幸だったのは、誰もが彼女の本来の姿を見ていなかったからかもしれません。しかし次回、彼女はかけがえのないものを手にしていたことに気づくのです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています。
記事作成: hiiro
(配信元: ママリ)

